早稲田大学 教育学部合格 男子
流儀 其の二十四 5,6月編
サクナビの効率性と受験勉強への影響
サクナビの効率性というか、なんか点が取りやすいなと感じたのは最初の模試の時でした。コンプリート日本史(注:学校法人代々木ゼミナールの日本史講座名)でやった範囲ではほぼ満点で、当たり前のように解けるので去年との違いに驚きました。学習方法ですが、サクナビの暗記と並行して、寝る前や電車の中などの空き時間でサクナビを思い出しながら授業中に録音した講義を倍速で聞き返すことで、比較的短時間で復習ができ、なおかつサクナビには書かれていない流れを思い出すことができるので、非常に暗記の助けになりました。おすすめです。
また、サクナビは「VSの時は勝った方が左」と決まっているので場所を思い出すだけで勝敗がわかったり、たいてい時代順に並んでいるのでヴィジュアル的に時代の流れがわかり、年号を覚えていなくても時代整序が解けたりと暗記の量を切り詰めて学習できるので非常に楽でした。もちろん年号は覚えるに越したことはありませんが。
サクナビ学習の効率性以外に感じたこと
やはり、「受験に出る語句」がわかる安心感です。ふつう、受験生は「どこが出てどこが出ない」といったような選別は不可能なので、わからない難問があると不安になって受験の範囲を超えて学習してしまうことが多々あると思います。そして範囲が増え、終わらずに焦るなんてこともあるでしょう。
私も現役時代は分厚い参考書を端から端まで暗記しようとした時期もありました。しかし土屋先生は「どこがどのように出て、どう答えればいいか」そして「解けなくても差がつかない問題」を明快に講義してくださるので、難問にぶち当たっても、安心、安定して受験まで学習できます。それは精神的な意味で、暗記量を減らすのと同じくらい意味を持っていると思いました。
受験勉強でスランプがあったか。そのスランプをどう乗り越えていったか
ゴールデンウィークにスランプが来ている友達をみて、自分は頑張ろうといわば反面教師のようにしてスランプを回避しました。また全科目を通して順調に成績が上がっていたので気持ちが乗っていました。
日本史の成績はどう推移したか
代ゼミ模試の成績が手元にあったので公開します。
センター模試①(5月)83点 偏差値72
全国総合模試①(6月)90点 偏差値67.3
参考までに現役時の結果です。
全国総合模試①(6月)39点 偏差値48.6
センタープレテスト(河合・12月)47点 偏差値46.3
代々木ゼミナールでは、なぜか模試はコンプリート日本史と対応しておらず(対応することを強く望みますが)、現役時にやったとはいえまだ未習の範囲があったことを考慮すると、なかなか高い点数を安定して取れていたと思います。現役時の点数と比較しても差は歴然です。
受験と親
私が日本史で一番良い講師を検索して土屋先生にたどり着いたのを知っていたので、特に心配はしていなかったようです。
他の受験生の勉強法
代ゼミ以外の日本史の友達で受験期に連絡を取った人はいませんでしたのでわかりません。
マイブーム
カップ麺でセブンプレミアムの豚骨ラーメンは安くておいしいのでよく食べました。また一人の時(特に後半)は代ゼミ近くのうどん屋でよく昼食を食べていました。冷たいうどんが大好きなのでほぼ毎日通った時もありましたが、全然飽きませんでしたし、安かったので助かりました。飲み物はたいていミネラルウォーターを買っていました。たまに容器を洗って、代ゼミの冷水器で補充するというセコ技も使っていました。