早稲田大学 教育学部合格 男子
流儀 其の二十四 4月編
土屋先生の日本史講座を選んだ理由
なんとなく大手が良いということで代ゼミと河合で迷っていたのですが、スカラシップで割引してくれた(といっても大した額ではないですが)代ゼミに決めました。
土屋先生には、現役時代に通っていた中規模の塾の日本史講師の授業があまりにずさんだったので、夏期にインターネットで日本史の一番良い講師を調べた結果、たどり着きました。現役時代に土屋先生の夏期講習を受けてよかったので、浪人した時は土屋先生の授業を取ろうと決めていました。
土屋先生の授業を受けた最初の感想。最初のころのノートまとめ奮闘記。
第一印象は失礼かもしれませんが、やけに自信がある先生だな、と思いました。あまりにも自信満々なので逆に疑いの目を持ったことは否めません。もちろんその後の模試の成績が驚くほどよかったので、疑いはすぐに消えましたが。自分自身早口だからか、周りが言うほど早口は気になりませんでした。
サクナビはコピーして授業で書き込み、それをさらにコピーして緑の暗記ペンで塗りつぶすという方法を取りました。この方法は結局最後まで続きました。現役の時に「書いて覚える」が一番覚えられたので、浪人時も赤シートで隠し、ルーズリーフに書いて覚えていました。わからなかった語句は何度も書きました。いわゆる赤でアンダーライン、つまり正誤問題対策の箇所は授業の内容を覚えていたので、あまり覚えようとはしていなかったように思います。史料は現役時代にやったものも含め、暗唱までできるくらいに覚えてました。
4月までの日本史学習
日本史は実は小学校のころから大好きで、高校の授業ではほかの授業は聞かなくても日本史の授業だけは聞いていましたし、期末テストで満点を取ったこともありました。しかし効率の良い勉強法は確立されてはおらず、テスト勉強はもっぱら三夜漬けくらいで授業を思い出しながら教科書を読み込み、ウィキペディアで気になる語句を調べていました。知的好奇心は満たせましたが、何せ三夜漬けなので記憶は抜け落ちてしまい、2年次に習った内容はほとんど受験期には忘れてしまいました。
受験期に入り、やはり日本史は好きだったので得意分野にしようという気持ちがあったのですが、受験では英語や古文の方が優先順位は高いと思い、後回しにしてしまいました。また、先述したとおり塾の日本史の先生が酷く、現役時の受験では足を引っ張ってしまいました。
現役時代は石川日本史B講義の実況中継を自分で紙にまとめて覚えていました。土屋先生の史料参考書『眠れぬ夜の土屋の日本史 史料と解説(現在は史料と解説SUPER PREMIUM)』で史料も一通りやっていました。また友達に一問一答を勧められ購入しましたが、時間がなくほとんど手を付けませんでした。並行して塾の授業も通年受けはしました。
4月までの日本史の成績はどうであったか
現役時代の模試では偏差値でいうと50~55くらいだったと思います。点数でいうと6割くらいです。現役時のセンター試験でも64点でした。
他の受験生の勉強法
高校の友達は一問一答を繰り返しやっていた人が多かったと思います。私も一問一答をやろうとしましたが、知識がない状態で一問一答を進めるのは非常に難しく、効率が悪いように感じました。塾などで習ったことの知識の確認として使うならアリだと思います。
それと塾のテキストを暗記している友達もいましたが仏像の部位の名前など、「ホントにそんなの出るのかよ」というようなものまで暗記しようとしていて、怪訝に思ったのを覚えています。