プロフィール概略
東京下町に生まれる。
地元の中学を卒業後、都立高校へ進学。その後、あいついで両親を亡くし経済的に困窮するが大学進学を志望。現役で成蹊大学に合格する。私立大学であったため在学当初から生活が厳しく不遇の時期を過ごした。この時期アルバイトで始めた塾講師の経験から教科教育への関心が強まり、大学卒業後は中野区の高校の専任教諭となる。進路指導、入学対策にかかわり驚異的な大学合格実績をあげるも学生の個体及びその環境差による教科教育をきわめるため予備校講師となることを決意し退職。
高等学校教諭退職後、学校法人河合塾、株式会社東進ハイスクール、代々木ゼミナールの日本史講師となり当時から驚異的な勢いで受講生を増やす。東進ハイスクールの時代を含め、2000を超す衛星予備校や提携の予備校へ通信衛星やインターネットを通じ講義が配信され、のべ50万人を超える現役生や卒業生を難関大学の合格に導く。受験生から「受験日本史の神」と呼ばれるその講義は、難関私大をはじめ大学入試センター共通テストを受験する学生の理解・学力向上の速さにおいて常に他を圧倒し続けている。FPの有資格者でもある近現代の日本経済史の講義は今なお他の追随を許さない。
また、WEBでの教材開発や中学・高等学校向けの大学進学指導・生徒募集などの支援事業を早くから手がけ、自らは大手予備校に在籍するも中立的な立場で他業種とのマッチングに関する助言を行う。この間、教育関連のビジネスモデルコンテストでで優秀賞をとっている。
早くからアメリカで行われていた民間による公立学校の運営形態(チャータースクール)に着目し、2001年には米国ミシガン州のチャータースクールを視察、チャーター主催企業リオナグループ、エジソンスクールの経営方式を学ぶ。
学校の専任教諭時代から個体環境差を意識し、のちに予備校講師となる自身や自身の教育ノウハウをいかに日本の教育環境になじませ、学生に最良の教育を提供できるかに没頭。いまだ学生にとって最良の教育環境ではないと日々自己研鑽を重ね、現在では個体及びその環境差を個々の能力に応じて克服できる教育指導や教材、YouTubeを駆使した教育コンテンツを提供するに至っている。
現在日本で広く行われ教育指導のゴールともてはやされている個別指導や個別学習指導を当初から安価な労働力に頼った「自立学習補助」、「孤立学習」と呼んで切り捨て、個体環境差に着目した集団指導が生徒の「生き残る力」を実現できると主張している。
ファイナンシャルプランナー(FP)の資格所有者でもあり、特にリスクマネージメントに長けている。2011年、リアルエステート(不動産)経営と株式、投資信託などを組み込んだポートフォリオによって賃貸人がリスクを負うことなく年間賃料の一部を還元できる格差解消事業を本格的に開始。個体及びその環境差克服につながるあらゆる方面での事業展開を進めている。