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早稲田大学 社会科学部合格 現役女子
流儀 其の二十二 7,8月編

夏期講習の受講講座と講座を受講した理由、経緯

『土屋文明の日本史(前近代のテーマ史)』『土屋文明の日本史(原始~江戸時代の正誤問題)』『土屋文明の日本史(古代~江戸時代の文化史テーマ)』を受講しました。テーマ史と正誤問題の講座は生の授業と学校の用事が重なってしまったので、サテライン予備校で受講しました。文化史は代ゼミの校舎で土屋先生の生授業を受けました。

これらの講座を選択した理由は、6月下旬に代々木ゼミナールで行われた土屋先生の日本文化史の無料体験授業を受けに行き、その時初めて土屋先生にお会いして、先生本人に勧められたからです。どのような講座内容かを直接聞き納得し、また土屋先生の通史講座である『コンプリート日本史』を受講し始めてから成績がぐんと伸びたため、先生が勧めた全ての講座をとることにしました。やはり迷ったら本人に聞いてみるのが一番です。私の場合は、5月の下旬に1年分のコンプリート日本史の受講が終わっていましたので、戦後史の講座はとりませんでした。

『土屋文明の日本史(原始~江戸時代の正誤問題)』の講座は特にお勧めです。この講座を受けるまで、私がどれだけ正誤問題をヤマ勘で解いていたかが思い知らされました。正誤問題はなんとなく解けるものではありません。しかし、きちんと正誤問題を解くプロセスを身につければ必ず解けるようになります。この講座を受けて、それを実感してみて下さい。

1学期のサクナビの復習は8月までに終わっていたか

私は通史の『コンプリート日本史』の受講を早くから始めたので、1学期の復習は8月には終わっていました。私の高校では録音ができなかったので、家で録音を聞きながら復習はできませんでした。しかし、授業を聞きながら復習した方がよりよいと思ったので、1学期分を夏休み中にすべて見返しました。思っていた通りすべて見返した後、理解がさらに深まりました。特に理解が難しい土地制度史のところは、注意しました。再度視聴することができない受験生は授業を録音することをお勧めします。

講習講座の復習は、授業で書き込んだコピーの方に緑のマーカーで線をひき赤シートで隠して勉強し、清書の方に間違えたところに緑やオレンジで丸印をつけるという方法をとりました。私は、講習講座は特に文化史に力をいれて復習しました。先生が資料集の写真も見とけと指示した写真は、自分なりに工夫して覚えましたね。例えば、「薬師如来像は左手に醤油の入れ物を持っている」「阿弥陀如来像は、手が逆さハート」などです(笑) また、江戸時代の儒学者の系図は10回は書きました。10回も書けば、サクナビを見なくてもスラスラ書けるようになりました。直前期になって初めてこの系図を覚えるのは、とても危険です。夏休みのうちにやっておいて下さい。

夏休みは、日本史4時間、英語3時間、国語2時間、数学・生物・倫理3時間~4時間というようなバランスで勉強していました。私は英語も国語もさほど得意ではなく、日本史で点数を1点でも多くかせぎたいと思っていたため、日本史を一番勉強していました。

1学期のコンプリのサクナビと講習講座のサクナビの連動性

ベースは常に通史のサクナビでした。そのベースに、講習講座でプラスαを付け加えたということです。講習講座の復習をするときは、必ずサクナビも開いていました。こうすることによって、講習講座で習ったところはサクナビのどこで習ったのか確認できます。この作業が意外と、というか、とても大切です。通史と講習講座の連動を意識して復習して下さい。

特に、前近代のテーマ史の講座は、講習講座のテーマ史とサクナビの時系列を連動して復習することが本当に大切です。

周りの受験生は日本史における夏期講習をどのように考えていたか

コンプリート日本史を受講していたクラスの人で土屋先生の夏期講習をとったのは、9人中私もあわせて2人だけでした。私のクラスは国立志望が多かったこともあり、Z会の論述対策を利用していましたね。私は、この時期初めて論述の対策をし始めました。と言っても、大学の過去問を解く程度でしたね。先生の授業を受けていれば論述も書けることが過去問を解いてわかったので、私はZ会は利用しませんでした。

夏の暑さ対策

 家では日中は冷房をつけさせてもらえなかったので(電気代がかかるとのこと(笑))、日中は学校の自習室、午後はサテライン予備校の自習室に22時までいました。 

夏に受けた模試の成績

記述模試では、進研模試で偏差値80、河合塾の模試で偏差値81でした。 マーク模試は100点か90点代でした。サクナビ学習を始めてからは、日本史に関して成績の面で悩むことはありませんでした。

代ゼミの早大プレの個人成績表はなくしてしまったのですが、日本史もあまり良くなかったと思います。英語と国語がボロボロで社会科学部の判定はEでした。この判定Eの説明に「志望校再考が望ましい」と書いてあり、本当にショックをうけました。再考しましたが、諦められなかったので第一志望は社会科学部のままにしました。

スランプはあったか。どのようにして乗り越えたか

夏休みは、もくもくと勉強していました。サテライン予備校の目の前でお祭りをやっていても、屋台で何かを買うことはありませんでした。とにかく勉強に集中したかったです。

受験校は決まっていたか。いつぐらいから決めていたか

第1志望はこの夏に決めました。なんとなくは高2の頃から決めていましたが、ランクを上げて早稲田大学の社会科学部にしました。自分のやりたいことが少し変わったということもありますが、目標が高い方がモチベーションが上がると思ったからです。国立大学は第2志望にしました。

ストレス解消(息抜き)にやっていたこと

ストレスがたまった時は、とにかく食べたいものを食べました! アイス・ゼリー・galboなどなど! この時期はアイスを食べているときが、一番幸せだったと思います(笑) あ、夏だから食べても太りませんよー(笑)


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