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早稲田大学 法学部合格 女子
流儀 其の二十一 7,8月編

夏期講習の受講講座と講座を受講した理由、経緯

私は、『日本史の戦場 政治・経済・外交テーマ史の克服』『日本史の戦場 テーマ文化史の克服』『日本史の戦場 正誤問題の克服(前近代編)』を受講しました。『日本史の戦場 政治・経済・外交テーマ史の克服』は、土屋先生がとったほうがいいといおっしゃっていたのと、やはり通年のコンプリート日本史の方では時代別の知識はつきますが、いまひとつテーマの関連づけができでていなかったのでテーマ別に通して学べばもっと整理がつくだろうと考えたからです。この講座はとても役に立ちました。

『日本史の戦場 テーマ文化史の克服』は、一学期の分の文化史の復習をほとんどやっておらずやばいと感じていたので、復習も兼ねて受講しました。この文化史講座はテーマ史だけではなく、私のような復習がおろそかになったり、0から文化史を勉強する受験生のために時代別の確認も行なわれるので助かりました。

『日本史の戦場 正誤問題の克服(前近代編)』は、現役の時に正誤問題が全く解けず(特に早稲田の社学や商)、今年も早稲田を受けるのだから正誤は避けられないと思い早いうちから対策をしたいと考えたからです。正誤問題に対するアプローチに仕方から解答にいたるプロセスまでが理解できて正誤問題の正答率もあがりました。

どの講座もとってよかったと思っています。ただ、政治・経済・外交と文化史の克服の講座についてですが、まとめに時間をかけすぎてしまい復習がおろそかになってしまったので、なるべくまとめをしなくても済むようなノートを授業中にできればよかったなと思います。

1学期のサクナビの復習は8月までに終わっていたか

正直全然終わっていませんでした。清書はすべてできていたのですが、繰り返しに関しては、平安時代以降はほとんどできていなかったと思います。文化史に関しては繰り返しは全くできていませんでした。一学期だからまだ平気だと油断していたのと、清書に時間をかけすぎていたのかもしれません。また、英語の予習復習に時間をとりすぎて日本史を後回しにしていたことも原因でした。

今思えば、行き帰りの電車の時間や授業の休み時間など、まとまった時間ではなくてもちょっとした時間にサクナビを見ることができたと思います。二学期以降はそれをしていたのでだいぶ違いました。早くから空き時間は有効に使っておくべきでした。また、日本史は後でまとめて復習すれば大丈夫などと安易な考えをもっていましたが全くの間違いなのでみなさんは早いうちからためずにやってください!

1学期のコンプリのサクナビと講習講座のサクナビの連動性

私は一学期のコンプリのサクナビと講習のサクナビを連動させた学習は夏休み中にはほとんどできませんでした。上にも書いた通り一学期の分の復習が夏休みにずれこんでしまったからです。最低限やったのは、講習分の清書を、一学期の分のコンプリのどの部分と連動しているのかということを確認しながらやるという作業でした。こうすることで、少なからず定着度は増したのではないかと思います。

もし私のように一学期の復習でいっぱいいっぱいで講習の復習が手薄になってしまう人がいたら、最低限として、清書だけはやっておくことを勧めます。私自身、清書をしておいたことで後々いつでも復習できる状態だったので、二学期から時間を見つけて少しずつ進めることができたからです。二学期になるとコンプリも明治に入りそれだけで大変になるので、講習分の清書をしている時間は絶対にないです。どちらにしろ一番なのは復習をためないことです。

周りの受験生は日本史における夏期講習をどのように考えていたか

他の予備校の友達ですが、夏は講習をなるべくとらずに自分の自習時間がほしいといっている友達が多かったように思います。暗記科目や講習に対する考え方が違うからだとおもいます。問題集を何周もしたという話を聞きました。

夏の暑さ対策

私は自習室や教室での寒さ対策をしていました(笑)。夏休み初っ端から風邪をひいていたこともあり、自習室や教室はとても寒かったので、寒暖調節ができるようはおるものを必ず持っていきました。たしかに外は暑いので室内との調節は難しいですが、風邪をひかないように体を冷やさないようにした方がいいと思います。

夏に受けた模試の成績

センター模試や私大模試の成績はあまり変わらなかったですが、早大プレの成績は悲惨でした。まだ習っていないところは別としても、もう習っている範囲の問題もボロボロでした。問題レベルが上がると復習が十分でなく定着していないような薄っぺらな知識では対応できなかったのだと思います。日本史の復習が甘かったことを改めて痛感しました。

スランプはあったか。どのようにして乗り越えたか

正直私は、一年間の中で夏休みが一番つらかったです。早大プレなどの結果もひどかったのもあり、今までの勉強はよかったのかと悩んだり、一学期にもっとしっかりやっていればと後悔してみたり、かなりネガティブでした。勉強が思うように進まず、どのようにやればいいかもわからなくなってしまい、合格できる自信がまったくなくなっていました。信頼でき親身に話を聞いてくれる友達と話をし、自分でも前向きに考えるようにすることでなんとか持ち直しました。これから今までの分を取り返すぞという気持ちで頑張りました。

受験校は決まっていたか。いつぐらいから決めていたか

第一志望は4月から決めていましたが、併願校は夏の時点ではほとんど決めていませんでした。併願校はある程度は頭にありましたが、しっかりと考えることはしていませんでした。併願校は出願ギリギリまで悩んでいました。

ストレス解消(息抜き)にやっていたこと

自習室にいて集中力が切れた時には、本校のタワー校舎をでて飲み物を買いに行ったりして気分転換しました。外にでるとすっきりした気がしたので。またたまには高校の友達と夜ご飯をたべて話を聞いてもらったこともありました。私は息抜きをしないとだめ派なのでたまには友達と会う約束をして、それを楽しみにして頑張りました。


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