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早稲田大学 法学部合格 現役女子
流儀 其の十五 7,8月編

夏期講習の受講講座と講座を受講した理由、経緯

「日本史の戦場 政治・経済・外交テーマ史」と、「日本史の戦場 正誤問題の克服」を受けました。どちらも受講して本当に正解でした。講座は土屋先生が講習を申し込む前に授業で配ってくださった「大学別講座選択ガイド」というプリントと、自分の苦手分野を考えて決めました。私の第2志望では正誤が鍵を握るにも関わらず、正誤問題にまったく手をつけていなかったので、正誤問題の正答率をどうしても上げたくて土屋先生の正誤対策講座を選択しました。「日本史の戦場 政治・経済・外交テーマ史」は土屋先生が一番勧めてくださっていた講座だったので選択しました。

ひとつ後悔したのは、文化史の講座をとらなかったことです。土屋先生の講座で行う政治・経済・外交史と文化史はつながっている部分も多いため、土屋先生の文化史の講座もとっていたらより関連付けがスムーズにできてより効率良く勉強ができたと思います。

1学期のサクナビの復習は8月までに終わっていたか

1学期の復習は終わっていませんでした。1学期は復習に計画性がなく、平安時代を復習しているときにふと弥生時代が不安になり、先には進まず戻って復習しなおすといった学習をしていたので、歴史の流れがよくわからなくなっていましたし、1学期の最後の方の授業の復習までなかなかたどり着きませんでした。前の方の復習がきちんとできているか不安になった場合、確認はしつつ、復習は先の時代も含めて進めていくべきだと思います。中途半端な完璧主義は逆に足をひっぱります。 このホームページでも土屋先生は日本史の学習方法を提供して下さっています。それらも参考に不安を抱え込まない効率のいい復習を心がけて下さい。

この反省を活かし、夏休みは復習をどんどん進め、何度も繰り返す方向に切り替えました。こうして史料の学習もようやく始めることができました。日本史をまったくやらない日を絶対に作らないようにし、1学期のコンプリート日本史と通年の日本史の戦場のどちらも4~5周、講習の復習は1~2周しました。1学期は復習があまりできていなかった分、夏休みは危機感を持って勉強したのでまずまず満足のいく学習ができたと思います。

1学期のコンプリのサクナビと講習講座のサクナビの連動性

「日本史の戦場政治・経済・外交史テーマ史」ではテーマという今までの学習とは違った角度から、持っている知識を整理しなおすことができただけではなく、全ての出題形式を踏まえ講義だったので、1学期のコンプリート日本史での知識をより深めることができ自信もつきました。また、「日本史戦場 正誤問題の克服」の講座では正誤問題を解くためのアプローチの誤りに気がついたり、今まで見落としていた部分や授業で扱っていたのにしっかり覚えていなかった箇所を見つけることができました。

このため、これらの講座を受けた後にコンプリート日本史の復習をする際にも、「これは外交のテーマ史でよく出るところだから関連するところを見ておこう」とか「ここは正誤でよく出るから気を付けよう」などと意識して勉強するようになりました。 夏期講座は私にとって、まさに今まで平面だった知識が立体化していくきっかけとなるものでした。

周りの受験生は日本史における夏期講習をどのように考えていたか

「地歴は夏休みから始めても間に合う」という言葉を信じて夏から日本史を始めた友達はどうしていいかわからず、一応教科書などを読んだけど頭に入っている気がしないまま夏休みが終わってしまったと言っていました。

また春から勉強していた子も、語句が多すぎるからだと思うのですが、日本史に時間をかけすぎ、しかもその割には日本史の成績が上がらないと言って悩んでいました。

夏の暑さ対策

クーラーで冷やしすぎて体調を崩したくなかったので、家にいるときはできる限り扇風機だけで過ごしていました。代ゼミに行く日は朝早く家を出て、涼しい代ゼミで勉強し夜涼しくなってから帰っていたので、あまり昼間の暑さには苦しみませんでした。

夏に受けた模試の成績

7月に受けたセンター模試では偏差値70.5、8月中旬の早大プレでは45、8月末の総合模試(記述式)では73.5でした。日本史では偏差値70台はもちろん、60台もとったことがなかったので本当に驚きました。6月~7月に偏差値が16上がったことになります。

やはり夏休み前~夏休みにサクナビの復習・史料学習、つまり土屋先生に言われたことだけをきっちり手を抜かずにやったことが実を結んだのだと思います。しかし早大プレのレベルの問題にはまだまだ力が及ばなかったので、模試の良かった結果に気を緩めすぎることなくモチベーションを保つことができました。

スランプはあったか。どのようにして乗り越えたか

この時期は英語がスランプでした。でももうやるしかなかったので、ひたすらコツコツ授業の予復習と文法問題集・英作文問題集を解いていました。スランプだからといって勉強をやめると、いつまでたってもスランプから抜け出せません。すべての教科に共通すると思いますが、諦めずに勉強を積み重ねていくことでしかスランプは乗り越えられないと思います。

受験校は決まっていたか。いつぐらいから決めていたか

高2の頃から法学部に行きたいということは決めていました。志望校もその頃から決めていて、最後までほとんど変わりませんでした。

ストレス解消(息抜き)にやっていたこと

家ではストレッチをしたり歌ったりしていました。自習室や外では音楽を聴いてリフレッシュしていました。


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