早稲田大学 法学部合格 女子
流儀 其の十二 5,6月編
サクナビの効率性と受験勉強への影響
私がサクナビの効率性に気づいたのは6月頃でした。この時期、政治史と文化史の関連づけの重要さもわかりました。たとえば、政治に関与している人物が文化史でも出てくる場合、土屋先生は必ず関連づけて教えてくださいます。そのおかげで復習する際も多面的に勉強することが可能となるのです。実際の入試問題でも、政治史の問題と思いきやいきなりそれに関連する文化史を問われたりすることが多々あるので、そのような問題に対応するには必ず政治史と文化史をリンクさせて勉強しなければならないと知りました。
また4月編にも書きましたが、私は現役の頃は史料問題をほとんど勉強していませんでした。授業中、史料の勉強が必要なところは土屋先生の史料集のページ数をサクナビに書くので、復習するときに忘れずに史料も勉強できます。サクナビを勉強したら史料も見る、という習慣がつきました。
サクナビ学習の効率性以外に感じたこと
土屋先生は志望校別にチェックを変えて教えてくださり、本当に自分に必要な知識を無駄なくつけることができます。サクナビには様々な大学に対応できる網羅性もあるのだと思いました。また、サクナビには必要な知識が凝縮されていてとてもコンパクトになっているのでやる気が出ました。
成績が向上していると分かったのは7月に受けた模試のときでした。やはり土屋先生のおっしゃる通りに勉強していれば確実に志望校合格に近づいていけるのだと感じました。
受験勉強でスランプがあったか。そのスランプをどう乗り越えていったか
5月はあまりモチベーションに変化はありませんでしたが、6月は少し大変でした。私の一番の苦手科目は現代文だったのですが、この頃はなかなか上手くいかず焦り始めていました。予習してきたところを授業中に答え合わせしているとき、周りがどれくらいできているのかということばかり気にしていました。そのせいで焦りは増し、はたしてもう1年勉強して合格できるのだろうかという不安が大きくなっていきました。
それでも、何としてでも現役のときの自分に勝ちたいという思いがありました。まだ時間はあるのだから焦らず今自分ができることを精一杯やろうと思い直したことで、スランプを乗り越えることができました。
日本史の成績はどう推移したか
この頃はまだ模試を受けていませんでした。理由は、言い訳になってしまいますが私はフランス語受験で、浪人生でも受けられるフランス語の模試はどの予備校にもなかったからです。そのため、模試を受けるとなると英語は受けず国語と日本史だけを受けることになるのですが、その場合受験教科不足で志望校の判定が出ないのです。判定が出ないなら受けても意味がないと思い、受けようとしませんでした。
しかし判定が出ないとしても全受験生の中で自分がどの位置にいるのか、自分の弱いところはどこかを知らなければいけないと考え、7月から模試を受け始めました。
受験と親
土屋先生のことは授業があるたびに母に話していました。今日はこういうことを授業でやって、そのときにこういう面白いことをおっしゃっていたと。あと本当にわかりやすくてしかもかっこいい!!とも話していました。母も「土屋先生の授業受けてみたい!」といつも言っていました。
他の受験生の勉強法
いつも用語集を持ち歩いて勉強していたと思います。用語集や教科書にマーカーを引いて覚えてそれだけで満足しているように見え、ただやみくもに語句を増やそうとしている印象を受けました。
マイブーム
リプトンのミルクティー(紙パックのやつ)をよく飲んでいました。500mlなのに105円で、すごくおいしいです!おすすめです。