早稲田大学 文学部合格 現役女子
流儀 其の十一 7,8月編
夏期講習の受講講座と講座を受講した理由、経緯
土屋先生の『日本史の戦場 政治・経済・外交テーマ史-前近代編-』、『日本史の戦場 テーマ文化史の克服』、『日本史の戦場 正誤問題の克服〈前編〉』を受講しました。
これは、先生が夏期講習前に配る、志望校別、学部別やタイプ別に取る必要のある講座が書いてあるプリント(先生のホームページにもあります)に沿ったものです。 このプリントで自分が受ける大学や学部に必要な講座が分かるのであまり悩まずに夏期講習の講座を選択することができます。また、土屋先生は受験生一人一人の学力を向上を考えて夏期講習中も受験生の学習状況にあった学習指導や追加の講座選択も指示するので、自分の学力を常に意識しながら学習を進めることができると思います。
『日本史の戦場 政治・経済・外交テーマ史』、『日本史の戦場 テーマ文化史の克服』、では改めて1学期に習ったことをテーマという形で復習でき、違う視点から語句を関連づけることができるので大変役に立ちました。現役の受験生はこれらの講座はできる限り取った方がいいです。
『日本史の戦場 正誤問題の克服〈前編〉』は苦手な正誤問題の考え方や解法、学習の仕方を丁寧に教えてくれる講座です。この講座を受講すると正誤問題の見方が変ります。
1学期のサクナビの復習は8月までに終わっていたか
はっきり言って1学期の復習は終わりませんでした。
それは5科目の夏期講習の予習復習に追われたのと、他教科に力を入れていた為です。
結果、1学期の復習はなんとか終わったものの夏期講習の復習は完璧ではありませんでした。今思えば
7月中には1学期の復習はひととおりでも終わらせるべきでした。
また、受験直前期に後悔したことですが、夏期の時期にもっと集中して覚えるべきでした。基本的なことですが、夏休みという長い間にだらだらとやると定着度は下がります。 夏休みという余裕のある時期にやる勉強の質と直前期の質では全く違うと思います。 勉強の基礎ですが、集中力は本当に大切です。
1学期のコンプリのサクナビと講習講座のサクナビの連動性
正直12月くらいまではうまく連動させることができなかったですが、テーマ史を勉強する時にコンプリのサクナビを目の前に立て掛けておいて、テーマ史に書かれてコンプリのサクナビに書かれていないこと、コンプリのサクナビに書かれていてテーマ史に書かれていないことをチェックするようにしていました。
時代別のサクナビにテーマでやった新しい知識を書き込んでおけばもっと効率良く連動させて勉強ができたと思います。
周りの受験生は日本史における夏期講習をどのように考えていたか
他の予備校へ行っていて、夏期講習を取らない人もいたし、普段の授業は取ってないけど夏期講習だけは取るという人もいました。でも
史料対策や文化史対策をやっていた人は少なかったと思います。
土屋先生がいつもおっしゃることですが、史料の学習は継続しないと身につきません。普段の学習の時からサクナビにでてくるその都度史料を勉強しないと力が付きません。 夏だからといって史料や文化史をおろそかにせずにやるようにしましょう。
夏の暑さ対策
私の場合、暑さというより冷房の寒さの方が問題でした。暑さ寒さは人によって異なります。体調を崩してはもともこもありません。 自習室でも授業中でも、冷房直撃の席に座ると寒いので軽く羽織る上着を持ち歩いていました。
夏に受けた模試の成績
変わらず60台キープ。
日本史について特には心配していませんでした。
スランプはあったか。どのようにして乗り越えたか
日本史はなかったですが、英語の長文と古文が全く読めなくなり焦っていました。根性論になってしまいますが、
スランプを乗り越えるには歯を食いしばってでも毎日問題に取り組むことです。
英語の長文に関しては毎日最低1題は解き、古文は簡単な問題集から解きました。
古文や漢文は夏からでも十分間に合うし、逆に言うと間に合う為のラストチャンスでもあるのでスランプになっても諦めずに机に向かって下さい。
受験校は決まっていたか。いつぐらいから決めていたか
早稲田大学に決めたのは高2の秋の学園祭の時です。
早稲田の熱さに惚れ込み、「絶対ここに行く!」と決めました。
ストレス解消(息抜き)にやっていたこと
息抜きをすると勉強へ切り替えるのに時間がかかるタイプだったので、ストイックにひたすら勉強だけをやっていました。