早稲田大学 文化構想学部合格 現役女子
流儀 其の十 5,6月編
サクナビの効率性と受験勉強への影響
サクナビの学習は、録音を授業後2日以内に聞き直し、歴史の流れも覚えようと意識しました。流れをつかめば細かい語句が頭に入りやすいからです。歴史の流れといっても、テレビや漫画のようなおおざっぱなものではありません。土屋先生が受験の日本史としてアレンジした、その時代の授業を「再現して」自分なりに理解しながら復習したということです。
録音を聞いた後は、自習室であれば頭の中で、家であれば声を出して繰り返し再現しました。
ただ、1時間半もう一度聞くのは時間の無駄だろうかと思ったこともありました。そこで聞くのと聞かないのとで比べてみることにしました。結局、聞いたほうが覚えやすいのでそうしました。また、時間を節約するため授業に慣れてからは倍速にして録音した授業を聞いていました。これは土屋先生のホームページの「社会保険労務士への道」の中でも推奨する勉強法となっています。
サクナビの効率性に気がついたのは、私は結構遅て9月ごろです。5,6月は英語に力を入れ、日本史を疎かにしてしまったので、始めからきちんと勉強していればもっと早く気づけただろうと思います。サクナビの効率性によって日本史を勉強していなくてもサクナビが頭に浮かぶようになりました。サクナビの位置関係で思い出せるようになったからだと思います。語句と語句の関連性が位置関係で分かるように作られたサクナビによって自然と効率のいい勉強をしていたのだと思います。本当に便利で役に立ちました。
私が5、6月に意識しておらず早くから徹底すればよかったと思ったことは、
1つめに、同一人物が出てきたときは必ず戻って確認するということです。日本史の正誤問題でそのようなことをきちんと確認しておかないと解答できない問題があるからです。
2つめに、系図をきちんと覚えるということです。系図を知らないと解けない問題は入試で何回も問われました。これは土屋先生が授業中何度も繰り返し受験生に徹底させていることです。土屋先生の学習指導を軽くみてはいけません。
3つめに、サクナビに書き込む際に、漢字の書き間違えに気をつけることです。私は授業中に書き込む時と、清書の際に気をつけていました。1つ間違えていると他の語句も間違えているのではと不安になってしまいます。
最後に、日本史の教科書や用語集には手を出さないことです。私も教科書を読んでみたことがありましたが、結局3日でやめました。何が重要な語句か分からないまま教科書を読んでいても意味があるのかと思ってしまったからだと思います。ですから、日本史の勉強で使ったのはサクナビと土屋先生の史料参考書(眠れぬ夜の土屋の日本史 史料と解説)と土屋先生がホームページ上で販売しているキュービックアシストのみでした。
サクナビ学習の効率性以外に感じたこと
サクナビをやれば大丈夫、という安心感は受験生活において助けになりました。また、余計なことに時間を使わないので他教科とのバランスがとれた受験勉強ができたと思います。
成績が上がったのは9月ごろで、河合記述模試で全国偏差値76.7でした。この頃にはキュービックアシストも一緒に使用していました。キュービックアシストはサクナビでまとめらた語句を、土屋先生が授業で解説をした順に確認できる教材でしたので、これを使うとよりサクナビが覚えやすくなり、またきちんと漢字を書いて学習する習慣がつきました。気軽にアウトプットの練習もできるので大変役に立ちました。
受験勉強でスランプがあったか。そのスランプをどう乗り越えていったか
小論文が苦手で苦しんでいました。
しかし特に何かしたわけでもなく基本的には淡々と過ごしていたと思います。
日本史の成績はどう推移したか
5月の河合全統記述は偏差値65.5、マーク模試は66パーセントでした。
模試の成績は良くても悪くても気にしませんでしたが、できる限り復習はしました。
受験と親
受験勉強のことは話していませんでしたが、土屋先生の授業のことは毎回話していました。とにかく楽しみでしたので土屋先生の授業がある日は朝から機嫌が良かったです(笑)
他の受験生の勉強法
一問一答を使う、教科書などの重要語句にマーカーを引く、年表を使う、などです。正直あまり効率のいい勉強とは思えませんでした。
サクナビを見た他塾の友達は、「私も代ゼミにすれば良かったな」と言っていました。
マイブーム
コーヒーを眠気覚ましに飲んでいました。