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早稲田大学合格 人間科学学部合格 男子
流儀 其の八 11,12月編

この時期、日本史学習に関してプレッシャーや不安に感じたこと

屋先生の講座を取っていたので、日本史の範囲が終わらないと言う不安は全くありませんでした。しかし、授業で範囲が終わったからと言って、記憶が完全に定着していたかと言うとそうではなく、文化史など語句が難しいところは記憶があいまいになっていましたし、9月ごろにやった範囲も忘れかけていました。

繰り返しやれば完璧に覚えることができるとわかっていましたが、実際毎週の授業の復習もありますし、他の科目の学習、過去問、センター対策などにもおわれ、繰り返し暗記する時間を十分にとることは出来ませんでした。私は土屋先生のサクナビに救われましたが、当時は今ここで復習しても受験本番までには忘れてしまうのではないかと言う不安が一番大きかったです。でも土屋先生のサクナビを信じて勉強すれば大丈夫ですから焦らず計画的に学習を進めて下さい。

大変焦ったことと言えば、友達のほとんどが市販の問題集を解いているのを見たときでした。私は、その時同じことをしないと受験に落ちるのではないかと焦って問題集を買い解き始めましたが、そもそも時間がなかったのですぐにあきらめてしまいました。これは残された時間と労力を無駄に消費した悪い例です。この時期は、自分のやり方に自信がなくなり、周りの友達がやっていることが正しく見えてきてしまいがちですが、結局は自分の方法を貫くことが一番大切なのだと思います。サクナビを繰り返し覚えて下さい。

この時期には日本史学習ではどのようなことを行なっていたか

11月の中旬に2学期の授業の復習と同時進行でやっていた1学期の復習がやっと終わり、その後は夏期講習の文化史の復習をしていました。1学期の復習は夏期講習のテーマ史と連動してやっていました。また、復習方法は土屋先生が出しているキュービックアシストを、サクナビを見ながら毎日聞いていました。キュービックアシストは耳からも聞けて、答えを書くのに手を動かし、さらに何度も同じ問題が出題されるので、記憶を定着させるには大変有効なものでした。そして1学期の範囲のキュービックアシストを一通り終わらせた後に、同様のやり方で文化史の復習に入っていきました。

2学期のサクナビの復習プラス1学期の復習は覚える量が膨大で大変でしたが、1週間の予定をしっかり立てて計画的にやっていけば不可能ではありませんでした。私のやり方は、ます1週間の計画をたて、絶対その計画通りに復習をするよう心がけていました。また1日予備日を作って、計画通りに進まなかった場合は、その日に溜まった分をやるようにしていました。

また、この時期のコンプリート日本史は江戸時代が多く占めているのですが、この時代は将軍・老中・大老などがたくさん出てきて、暗記が難しいですが、キュービックアシストを使って流れを意識して学習すれば、他の時代同様覚えられます。

また、私は春期講習で江戸時代を一通り勉強していたので、思い出すように暗記し、覚えるスピードも速かったと思います。さほど焦りもありませんでした。
この時期一番大切にしていたことは、その週にやった範囲は絶対その週の間に暗記することでした。そうすることで、自習の理解度も高まりましたし、冬期講習に2学期の復習を持ち込むこともありませんでした。

冬期講習での受講講座は何を申し込んだか。また、その講座を選んだ理由と受講後の感想

私は「日本史の戦場 日本文化史の総整理」、「日本史の戦場 近現代政治・経済・外交テーマ史」、「早稲田予想問題演習」の講座をとりました。

文化史とテーマ史は夏期にもとりましたし、自分が苦手な分野とわかっていたので、迷わずにとりました。2学期の復習はキュービックアシストなどでさらに効率良く学習ができたため冬期講習の時期には終わっていたので、授業を聞いていても大変わかりやすく、確認にもなったし足りない知識を補うことが出来ました。また、ある程度の知識を2学期中にしっかり固めておいたので、復習にさほど時間がかからなかったんだと思います。アウトプットの心配も無用です。講習のテキストに難関私大の過去問を抜粋したものがたくさんついていますので、それを満点近く取れるように頑張ろうというモチベーションで復習を頑張りました。

今思えば土屋先生は私達受験生の日本史学習を見透かしたように本当に最良のタイミングで私達がなすべきことを授業で与えてくれていました。やりたいこと,、ほしいものをほしい時期に与えてくれるのです。受験生に余計な事を考えさせず、日本史学習に専念できる全てのサービスを土屋先生は提供しているのだと思いました。

サクナビ学習でやや不便に感じたこと。それを解消するために自分で工夫をしたこと

私はサクナビをコピーしてルーズリーフに貼り付けてファイルにしていました。ですが、拡大せずそのままのサイズでコピーしてしまったので、字が小さくなりすぎて見づらくなってしまったし、大事な語句が書いてあっても見落としてしまうことがありました。拡大すればよかったのですが、いったんファイルを作ってしまうとサイズの変更ができないので、その大きさでやるしかなく、とても不便な思いをしました。

また、先生がプリントの裏に書いてと指示されたことを裏に書かず、他のルーズリーフに書いてぐちゃぐちゃになってしまい、復習し損ねてしまうことがあったので、補足のすべきことがあるときは、サクナビにどのプリントに補足が書いてあるなどという印をつけておいたほうが良いと思います。

模試の成績はどうであったか。その成績は以前に比べあがっていたか

センター模試と大学別の模試を受けました。センター模試は成績が下がってしまいました。苦手な正誤問題で多く失点してしまったのとまだ記憶があいまいな範囲(特に文化史)が集中的に出題されていたのが原因でした。正誤問題の失点は細かい部分までしっかり記憶していないことが原因だと思ったので、縦の流れだけでなく、横のつながり(例えば○○の時代に××がおきた など)を漏れのないように覚えるようにしました。

日本史に関する流言飛語について

“今年は平城遷都から1300年なので出題される”
“日韓併合から100年なので出題される”
と言う噂が流れていました。この情報を聞いて奈良時代を少し詳しく学習した記憶があります(笑)

受験生への応援メッセージ

この時期は全ての受験生が受験に対して不安を抱いています。私も3教科の中で最も苦手であった日本史に対しては不安でしかたなかったです。でも、そこで周りに流されて、今まで自分で確立してきた日本史の学習をくずしてしまうのではなく、サクナビと自分のやり方を信じて、それを最後まで貫いてください。

サクナビは本当に合格への最高のアシストをしてくれます。あとは自分がそれをいかに有効に使うかです。自信を持って今までどおりに日本史の学習を進めていってください。


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