早稲田大学商学部合格 女子(現役合格)
流儀 其の壱 5,6月編
サクナビの効率性と受験勉強への影響
私はサクナビの効率性に甘えていたのだろう。授業を受けただけで知識がついたような勘違いをしてしまっていた。知識の定着のためには何度も目を通すことが大事なのに。この時期に私はそれを怠ってしまっていた。
受験勉強でのスランプ
全科目の中で一番得意な英語(私の成績を引き上げる頼みの綱)の成績が夏になり少し下がってきた。1回模試でかなりいい成績(70台後半)をとったことによる気の緩みか、周りの受験生の力が伸びてきていたことが原因かもしれない。
だからといってあまり重く考えず、好きな洋楽を聴いたり、海外のサイト(好きな歌手のサイトやそのファンサイト)を見たりすることで、勉強以外の面でも英語と接する時間を増やすようにした。これが効いたのか、冬にかけて持ち直すことができた。
日本史の成績の推移
6月ごろから少しずつではあったが伸びてきた。なかなか日本史にかけられる時間はなかったものの、それでも偏差値40台は脱することができた。
自分に関係ある代ゼミの模試は全て受けていた。無料で受験できて、大人数での試験に慣れるいい機会でもあったから受けない理由がなかった。
サクナビ学習で効率性以外に感じたこと
文章で書かれている部分が少ないこと。文章で書けば、確かに十分な説明ができる。しかし目で文字を追うだけになってしまうし、量が増えて見にくい。その点サクナビはダラダラと書かれていないから、すっきりして逆に見やすかった。今まで日本史は、繋がりの見えない教科書の文を大量に読み込み、そして全てを理解し覚えなくてはならない、と思っていた。それは受験科目としての日本史学習では効果的でないことが分かった。
現役の高校生として、この時期つらかったこと
中間試験がつらかった。私が通っていた高校は2期制だったため、テストの回数が少ない分範囲は広め。そして私の試験科目は10科目 (必修に入っているが入試に必要ない科目、入試で使わないのに選択してしまった科目もあった)。推薦を受けるわけではなかったので、いい点数を取ろうと思わなかった(いい点数を取ろうと考えると勉強が大変)。いらない科目も「多分教養になる」と自分をだまして少しは勉強した。
また、私の学校では7月に校内合唱コンクールというものがあった。私はあまり気合が入っておらず、授業外の練習にはほとんど参加しなかったが、6年間で最後だったし、受験生だからといって学校行事をサボるのはよくないので本番は参加した。
今になって考えてみると、行事に参加することや(面倒くさいと思ってしまいがちだったけれど)、学校で友達とあれこれ喋ることがいい気分転換になっていたのかもしれない。
この時期の他の受験生の勉強法
学校で日本史を選択していたので、そのとき周りの人がどんな勉強をしているのか少し観察してみたことがある。その中に教科書と参考書で勉強している人(Aさん)がいた。はっきりと覚えてはいないがAさんの日本史の勉強スタイルは、教科書を読む&太字にマーカー→参考書や用語集で細かい点をひろう→理解しにくい所は学校の先生に質問、というものだった。私は教科書を読んでもまったく頭に入らなかったので、すごいなぁと思っていた。
受験勉強(特に私の講義や日本史学習など)と親
どんなことをやっていたかまで話していたわけではないが、受けている授業や先生方の特徴ぐらいは軽く話していたように思う。土屋先生の授業については、「生徒の数が圧倒的に多い(人気・実績を証明)、先生はマシンガントークで授業をする(限られた時間で全範囲を扱われるため)」ということを話していた。
この時期は両親から受験勉強についてはあまり深く聞かれなかった。聞かれたとしても「今日は何の科目の授業だったの?」程度であった。もともと両親とも勉強に関して干渉する方ではなかったし、私自身もあれこれ口を出されるのは嫌いだったのでちょうどよかったと思う。そのかわり「怠けるのは自分の勝手だけど、悪い結果になってもそれは自分の責任」ということはそれとなく言われていた。
マイブームな食べもの、飲み物があったか。自分の周りで流行っていたもの
この時期に自分の中で流行っていたのはゼリー飲料。喉越しがよく、スピーディに食事がとれ、飲みかけでもキャップをしめれば持ち運びができて便利。代ゼミに行く日はほとんど買っていた。よく飲んでいたのはダイエットウィダーのりんご味。腹持ちのよさ(食物繊維入りのため)が気にいっていた。7月に入ってからは、セブンイレブン限定のスヌーピー絵皿を手に入れるため、セブンイレブンのパンがマイブーム(?)になった。密かなダイエット計画は失敗に終わった・・・。 クラスの中で静かに流行っていたものは、食べ物ではないが、そのころマクドナルドのハッピーセットについていたスヌーピーのおもちゃ。机の上に乗せている人がちらほらいた。もちろんスヌーピーファンとしては集めないわけにもいかず、結局揃えてしまった。