慶應義塾大学 文学部合格 男子
流儀 其の壱 5,6月編
サクナビの効率性と受験勉強への影響
サクナビの効率性は4月、5月に比べて高まっていき、勉強がさらにはかどるようになりました。というのも、この時期に志望校(慶應文)が決まり、その志望校にあったサクナビの活用方法を思いついたからです。 自分が第一志望とする大学は記述問題が中心であり、論述問題も大きなウエートを占めていました。そこで、過去に土屋先生の授業を受講した先輩に論述問題の対策について質問しました。先輩はこれといった具体的な参考書等を説明するというわけでもなく、ただコンプリを完璧にして、あるテーマや時代を友達などに説明できるくらいにすればいいと言っていました。その時にサクナビの自分なりの活用法をひらめいたのです。
もちろん、まず土屋先生に言われたとおりに復習をします。その次に先生の授業を再現するのです。つまり、サクナビにでてくる用語をつなげて自分自身で文章化できるようにしたのです。こうする事によって論述対策はもちろんの事、また用語が有機的にリンクし、暗記がさらにはかどりました。こういった自分なりの勉強法も土屋先生の授業、先生の指示による復習方法が元になっていることはいうまでもありません。
受験勉強でのスランプ
自分はスランプという言葉をあまり使いたくありませんでした。スランプだからうまくいかないとスランプという言葉に甘えて言い訳したくなかったからです。うまくいかない時には何か具体的な原因があるはずだからそれを冷静に考えて原因をさがすようにしました。自分がスランプだと感じたら、このように自分自身を模索する事でスランプを脱出できると思います。
日本史の成績の推移
日本史の成績は、6月、7月はかなり順調で、偏差値は70台をキープしていました。サクナビ学習と日本史の成績が比例し、サクナビを自分なりにうまく活用できているといった充実感と自信がよい結果に繋がっていったのだと思います。
サクナビ学習で効率性以外に感じたこと
サクナビには学習を助ける様々な仕掛けがあることに気がつきました。土屋先生がサクナビに書かせた絵や図は、用語と違ったアプローチによって視覚的に暗記できるように適切な箇所に効果的に描かれ、また最重要事項は蛍光ペンで囲みをいれるなどの工夫がなされるので何が大事なのかを生徒が判断できるようになっているのです。これぞ受験の指導だと感じました。
この時期つらかったこと
この時期一番つらかったことは、なんといっても高校のクラス会でした。現役で合格したクラスの友達の多くは楽しそうに大学に通い自分との距離を感じたからです。こういった事に対しては志望大学のパンフレットを見たり、志望大学(慶應文)のチューター(注:受験生のための学習相談担当者)にその大学の話を聞き受験に対するモチベーションを高めて勢いで乗りきっていました。
周りの受験生はどのような勉強をやっていたか
この時期になると土屋先生の授業をとっていない友達は問題が大量にある問題集や山川の一問一答などに時間を多くかけていました。
受験と親
この時期は特に受験に関して両親と話したことはありませんでした。(>_<)
マイブーム
マイブームとしてはシゲキックスのようなお菓子でした。勉強する前はチョコを食べてリラックスするといいとよく聞きましたが、自分の場合眠くなってしまうので、ちょっとすっぱさがあり刺激あるような食べ物で、しゃきっとしてから勉強するようにしていました。