慶應義塾大学 文学部合格 男子
流儀 其の壱 4月編
土屋先生の日本史講座を選んだ理由
まず代ゼミを選んだ理由としては、なんといってもずば抜けた講師力による授業の質の高さです。また土屋先生の授業を選んだ理由は、時間割の都合とサテライン授業ということで実績があることと、授業の質の高さが保障されると思ったからです。
最初の頃の授業の感想
最初の土屋先生の授業を受講しての感想としては、正直言うと4月の最初の1、2回の土屋先生の講義には疑問を抱いていました。というのも、現役時代ある予備校できいていた歴史の本質のような雑談(今考えると時間の浪費でしたが)もなく、ただの大量の語句の説明だけのように感じたからです。だからといって早い段階で授業を評価して授業をきったり、適当に講義を受ける事は良くないと思い、授業はまじめに取り組み、ノートは先生の指示通りに作っていました。
5月に入り先生の授業にも徐々に慣れた頃、先生の授業に2つの特長を見つけました。1つは、復習の段階でサクナビが具体的に覚えるべき事を示してくれているために暗記しやすく効率的という事です。もうひとつは、先生の授業は無駄な雑談は無く、実は1回の授業で扱う情報量が多いということです。あ、後もうひとつおまけに、先生のつい笑ってしまうくだらない話のおかげで眠気も飛んでしまうということです。そこで多少不安はあるものの土屋先生のやり方でいこうと決心しました。
それまでの日本史学習
現役時代から受験の日本史は、参考書を5.6冊ほど完璧にするか、あのつまらない教科書を完璧にしなければいけないと思い込んでおり、大量の時間をかけなきゃいけない負担の重い教科だと思っていました。またそれまでの日本史の取り組みについては、前述したような思い込みから問題集や参考書などにたくさん手をだしてしまい、その分知識は浅く広くなっていました。さらに、文化史といったテーマ史などにもほとんど、手がまわりませんでした。
周りの受験生の勉強法
土屋先生の授業を受けていない友達の日本史の学習方法は、教科書を大量の時間をかけて読んでいたり、多くの参考書に手を出していたりしていました。まさに自分が現役時代におかしてしまっていたミスと同じ事をしていました。
サクナビ学習にたどり着くまで
自分は赤シートを使って覚えていたために、テキストに清書する段階で、カッコや丸などの印をつけた語句の上に赤シートを使うと語句がみえなくなるマーカーをぬっていました。4,5月の日本史の成績状況は、コンプリート日本史(代ゼミのレギュラー授業講座)のサクナビの復習しかやっていませんでしたが、かなりよい偏差値(70前後)が出ていました。今考えるとこのサクナビの復習だけという勉強方法が最もシンプルで効率的だと思います。
受験生へのメッセージ(4月編)
4、5月において、受験生はいまいちモチベーションが上がっていないのが現状なので、逆にちょっとだけ無理して他の受験生に差をつけるようにするといいですよ。また、この時期に頑張れれば絶対1年間やり通せるので「今」を大事にして頑張って下さい。