上智大学 法学部 合格 男子
流儀 其の壱 11,12月編
この時期、日本史学習に関してプレッシャーや不安に感じたこと
この時期、模試は3つほど受け、日本史の偏差値の平均はそれまでよりも上がり、ちょうど70くらいだったのですが、入試がせまってくるにつれて「本当に今の状態で本番問題が解けるのだろうか」という不安がつきまといました。模試で出来ても問題は大学によって傾向が違うわけだし、問題集をたくさん解いて色々な問題に慣れたほうがいいのでは、といった根拠のない不安におそわれました。しかし、この時期にきて勉強法を変え新しいものに手を出すのはリスクも高いし、出題頻度の低い問題に余計な時間を費やすのもよくないと思ったので、土屋先生のサクナビに全てを託しました。その時の判断が間違っていなかったからこそ私は今上智大生になっているのです。
この時期には日本史学習ではどのようなことを行なっていたか
この時期一学期の復習は終わっていました。はっきり言って何回やったかは覚えていません。何十回もやりました。「○○回復習しよう」と考えるより「このページをサクナビ見ないで再現できるようにしよう」という意識を持って学習したほうが絶対いいです。
また、二学期の授業もだいぶ進んできているこの時期ですが、「江戸時代だから」とか「近現代だから」とかそういう風に特別視して学習することはあまりせず、一学期と同じ姿勢で、サクナビの反復をひたすら繰り返しました。ただ、江戸時代の文化や近現代の経済史など、みんなが苦手とするところは逆に周りに差をつけるチャンスなので、授業を録音したMDをきいて復習に力を入れました。
しかし、基本的にはまんべんなく学習するのが大事だと思います。夏期講習講座の復習は、僕の場合は一学期の復習と必ずセットにしてやっていました。「一学期の復習」「二学期の復習」「夏期講習の復習」とわけてしまうと、どうしても夏期講習は後回しにしてしまいがちです。だから僕の場合は、一学期の復習をやる時間を設けるときは、必ずそれと一緒に夏期講習の復習も行うようにしました。
冬期講習での受講講座は何を申し込んだか。また、その講座を選んだ理由と受講後の感想
僕は冬期講習では「近現代政治・経済・外交テーマ史」をとりました。僕の受ける法・政治系の学科では、特に近現代が多く出題され、さらに難関大になればなるほどテーマごとに問がつくられるのでその対策としてこの講座を受講しました。この講座のテキストはテーマごとに学習できるようになっているのはもちろん、右ページにはそのテーマ史の流れと語句が解説されているため、復習する時にもとても学習しやすかったです。また、夏期にとったテキストと同じく問題もついているので、自分の知識が確かなものになっているかのチェックもできます。
サクナビ学習でやや不便に感じたこと。それを解消するために自分で工夫をしたこと
土屋先生が授業でサクナビを解説していく時、必ずしも左ページの左上から進めていくとは限りません。こちらが理解しやすい流れで説明していきます。そういう時は、その説明された順番通りに復習したほうが理解しやすいので、数字や矢印を書きこんで学習の順番をかえていました。また、語句だけみて覚えるより、その語句ができるまでの背景を理解したほうが学習能率があがる場合があるので、先生が「鉛筆にもちかえて」と言って説明を書くよう指示した時以外にも、自分で必要だと思った情報はサクナビに書き込みました。
日本史に関する流言飛語について
この時期日本史受験に関してはいろんなデマが飛び交いますが、僕らの時は「自民党結成から50周年だから、政党に関する問題が多くでる」といったものがありました(笑)
受験生への応援メッセージ
この時期は様々なことが不安になると思います。実際僕もそうでした。けれど、土屋先生の授業を受けていた受験生は、他の受験生に比べその不安は小さいと思います。「何をすればいいか」が明確だからです。それだけで、周りの人より一歩リードしています。どうか、あれこれ手を出さずに土屋先生のサクナビを信じてください。それが合格への最短距離です。