法政大学 法学部合格 男子
流儀 其の参 5,6月編
サクナビの効率性と受験勉強への影響
サクナビの効率の良さにはわりと早く気付きました。しかしその安心感ゆえ前にも書いた通りはじめのほうは復習をおろそかにしていました。それでは意味がないと気づいたのは6月位で、正直6月はかなりあせっていました。
また僕は早いうちにサクナビの効率の良さに気付いたため、用語集や教科書には一切手をつけませんでした。それは本当に正解でした。そのため日本史に割く勉強時間は少なく済み、僕は一番苦手としていた英語に多く勉強時間を費やせました。日本史ももちろん大事な科目ですが、受験において(特に文系受験で)一番大事な科目はやはり英語です。そのことはしっかり理解しておく必要があります。
サクナビ学習の効率性以外に感じたこと
サクナビの効率性がいいのはもちろんです。しかしそれ以外に僕は多くのサクナビの凄さを感じました。
まず一つ目は、サクナビに書いてある語句量はかなりあるのに、サクナビを勉強するとき不思議と語句量が少なく感じることです。やはりそれだけサクナビはうまくまとまっているということだと思います。
二つ目はサクナビは本当に語句の関連付けがしやすく、サクナビ学習においては余計な作業をする必要がないため学習方法がすぐに確立できることです。
三つ目は僕の日本史の成績が上がった大きな理由だと思います。それは、日本史の語句や年号をサクナビに書いてある場所で覚えられることです。これはかなりいいです(笑)
試験の時に「この語句はサクナビのここら辺に書いてあったな」と思いながら問題を解くようになったら正誤問題や年号並び替え問題の正答率がかなりあがりました。そのおかげでどの模試でも偏差値は最低でも60はとれるようになりました。
受験勉強でスランプがあったか。そのスランプをどう乗り越えていったか
僕はスランプを経験したことがありませんでした。ずっと勉強を続けることは僕には不可能だと自覚していたので、遊ぶときはひたすら遊び、勉強するときはしっかり集中して勉強しようと決めていました。僕は運動をすることが好きで、一番リラックスできるので、勉強をしない時間はランニングなどをしていました。このメリハリのおかげでスランプにならなかったと思います。
メリハリをつけるためには計画を立てることが不可欠だと思います。よく「何時から何時まで勉強しよう」というような計画を立てる人がいますが、僕の場合時間の計画を立てるよりノルマを決めて勉強するほうが集中できると思ったので、一日の学習ノルマを決めていました。やはりどれだけ長い時間勉強しても集中してなければ意味がありません。
日本史の成績はどう推移したか
前にも書いた通り模試での偏差値は最低でも60はとれていました。しかし偏差値は周りと自分を比べての評価であり、特に夏までの模試の偏差値はあてにならないので偏差値は全く気にしていませんでした。
それより嬉しかったのは得点がかなりあがったことです。80点を下回ることはあまりなかったです。特に苦手としていた正誤問題や史料問題の得点率が上がったことが嬉しかったですね。
受験と親
僕の親は基本的に受験について僕に話しをしてくることはありませんでした。
ただ予備校の授業料は親に出してもらっているので、僕は自分が親に受験勉強について 話すことは当然だと思っていたのでよく話していました。 日本史については「土屋先生についていけば大丈夫だから安心して」と話していました。
他の受験生の勉強法
土屋先生の授業を受けていた人は、僕と同じようにサクナビと土屋先生の史料集しかやっていませんでした。そうすることで日本史勉強の効率が格段に上がり、日本史に割く勉強時間が少なく済むので日本史以外の科目にも十分な勉強時間を費やせていたと思います。
土屋先生の授業をとっていなかった人は相変わらず用語集と一問一答問題をずっとやっていました。本人は受験勉強をやっているつもりだったのでしょうが、僕からみるととても効率が悪く感じました。
マイブーム
僕はとにかくケーキなど甘いものが好きでした。
それを休憩時間に食べることも楽しみの一つでした。
甘いものばっかり食べていたけどランニングもよくしていたので体型はなんとか維持できていました(笑)