青山学院大学 国際政経学部合格 男子
流儀 其の四 5,6月編
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サクナビの効率性と受験勉強への影響
僕はあらかじめ、合格者の流儀で難関大学に合格された先輩方のサクナビ学習法を大量に読み込んでいたので、間違った使い方は一度もしていなかったと思います。ですから5月に受けた最初のセンター模試でも、今までに取ったことの無い96点という高得点を取ることが出来ました。
どうして、現役時代に模試で60点以上を取ったことがない僕が日本史でそんな高得点を叩き出すことが出来たか。僕は検証してみました。現役時代とは違い、正誤問題が圧倒的に出来るようになっていたのです。それは土屋先生が「ここは正誤で出るぞ」とおっしゃったところが、文章は多少変わってはいても、文意はだいだい同じ形で問題文に登場していたからです。僕はこの時にサクナビを使った学習法に自信を持ちました。なので結局僕はこの一年間、教科書にも用語集にも手を出すことなく、サクナビと先生の史料参考書だけを使い倒しました。
サクナビ学習の効率性以外に感じたこと
サクナビに土屋先生のだしている史料参考書とリンクさせるため、史料参考書のページを書き込むことで、サクナビ学習をしている時にもしっかり史料を学習する癖をつけることが出来ました。これは本当に大事なことだと思います。
2学期になって友人から教えてもらったのは、ポストイットをページの隅に貼って、学習した日を書き込むというものです。これはやるべきだったと後悔しています。学習を可視化することで更にモチベーションを上げることが出来たと思います。それとこれは僕からのアドバイスなのですが、あるページで1度習った歴史語句が、また違うページで現れた場合、一緒に学習しましょう。僕はこれを「○○シリーズ」と呼んでいました。※○○には、2度以上登場する歴史語句が入る。1学期なら、「菅原道真シリーズ」や、「石清水八幡宮シリーズ」が登場することでしょう。
受験勉強でスランプがあったか。そのスランプをどう乗り越えていったか
ゴールデンウィークあたりにスランプというより、憂鬱になっている友人が居ました。しかし僕の場合、面白いくらい成績が伸びたので、スランプに陥りいるどころか、やる気が出ました。
日本史の成績はどう推移したか
記述式でもマーク式でも、模試で90点以上を切ることはありませんでした。出来なかった問題はなぜ出来なかったかを検証しました。それがサクナビを超えた問題だったら、出来なくて良いと思うようにしていました。土屋先生はそう教えてくれましたし。その問題の解答語句がサクナビに書いてある語句だったら、次は間違えないようにチェックをしたりしていました。
土屋先生に教わった平安京の図、藤原氏の系図をきちんと覚えた。通年の授業でも時代別の文化史を土屋先生は教えてくれるので自然と文化史も時代ごとに勉強するようになった。今思えば、これらのことが1学期の模試の成績向上に貢献したのだと思います。
受験と親
親よりも祖父母によく土屋先生のことを話していました。授業は面白くてわかりやすい。復習もやり易い。その上、成績も面白いくらいに上がると。そんな僕の話を聞いて、祖父母はよく「僕らの時代に土屋先生が居たら、もっと効率良く大学受験が出来たのに。本当にお前が羨ましいよ。」と言っていました。
他の受験生の勉強法
自習室へ行くと相変わらず現役生達が一問一答の問題集をやっているのを見ました。電車の中で見る現役生も教科書か一問一答の問題集をやっていましたね。
マイブーム
マイブームは週に1回、1時間くらいランニングをすることでした。浪人生は体育の授業が無いので、身体を動かす機会がありません。ある程度の運動はした方が良いと思います。もちろん勉強に支障が出ない程度にです。ちょっと遠い駅から歩いて帰るとか。
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