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早稲田大学 社会科学部合格 男子
流儀 其の二十五 1,2月編

この時期、日本史学習(受験全般)で感じた不安

ストレスのせいかはわかりませんが食欲が全くなく1日1食でしかもその1食も野菜だけという時期がありました。1浪でもう後がないという状況で、センター英語108点というとんでもない失敗をしてしまい本当に絶望していました。あの時の事は今でも思い出したくありません(笑)

1月、2月には日本史学習はどのようなことを行なっていたか

ここは浪人時のことを書きます。
1学期の復習は7回以上は行っていた。平安時代の土地制度史が何度やってもすぐに抜けてしまい不安でしたが音声教材を何度もやりまくっていました。2学期の復習も5回以上は行っていたとおもいます。 明治時代は範囲も多く勉強もなかなか大変だったので日ごとに、憲法関連、条約改正、産業、経済史などとテーマでわけて勉強していましたた。サクナビは異なるテーマでも関連付けやすいようにまとめられているのでそれほど反復回数が少ない時から頭に入ってくるようになります。

どの時代においてもサクナビを網羅的に勉強して苦手や抜けを作らないように心がけるの良いと思います。特に文化史を疎かにしがちですが致命傷になってしまいます。僕はこの時期は、全範囲の文化史を5個ずつにわけ1日1時間で5日で1週するようにしていました。

受験を申し込んだ大学、学部。また、日程などで気をつけたこと

早稲田大学政治経済学部
早稲田大学商学部
早稲田大学社会科学部
上智大学経済学部
立教大学経営学部
青山学院大学経営学部(受験辞退)
学習院大学経済学部
成蹊大学経済学部
日程では3日連続を限度としてくみました。入試は予想以上に精神的、身体的に体力を消耗します。

試験会場に持って行ったもの。また、サクナビに書いていない語句が出てきたときに試験中どのように感じたか。また、その語句を調べて、サクナビに書き込もうとしたか

受験前日はいつものように文化史を1時間やって、全範囲の苦手な部分を2時間くらいかけて復習しなおしました。当日は試験会場にサクナビと早大日本史予想問題演習の教科書をもっていき、事前にチェックしたわからなかった語句の確認を行っていました。

試験が終わった日のうちに日本史は採点して間違えたところで覚えるべき所はしっかり復習していました。日本史には絶対的自信を持っていたので、未知の語句が出てきても、ほかの受験生もわからないだろうと思い、特に不安になることはなく捨てる事ができました。

明日、志望大学に受験に行くあなたへのメッセージ

僕は早稲田大学は20日21日22日と政経、商、社会科学部の順番で受験をしました。赤本をやっている時のフィーリングでは商学部が一番受かる可能性が高いと思っていました。ですが、商学部の試験で失敗をしてしまい試験中に落ちたことを確信しました。政経学部は早稲田の看板というだけあって受かっている気はしなかったし、次の日の社会科学部は運の要素が強いと言われていて、問題も悪問が多く難しいので絶望的な気分で、塾に行って泣いていました。

そんな時に優しい友人が僕に手紙をくれて励ましてくれ、こんなに応援してくれている人がいるんだから必ず明日の社会科学部で受かってやろうと再び立ち直り気持ちを強くもつ事ができました。そうして迎えた社会科学部の受験の日、試 験本番で今までには感じたことのない集中力を出すことができ無事に合格する事が出来ました。まさに火事場の馬鹿力というものです。

赤本を解いているときや模試などではどうやってもだせないものが、試験本番で出せるということはあるのだとおもいました。あの時の事は今でも自分の中で自信になっています。受験生の皆さん、1年間頑張ってきた自分の姿を思いだしてみてください。そしてそんな自分を褒めてあげて100%信じてあげてください。どんな事が本番で起ころうが必ず最後まで気持ちを強く持って戦ってきてください。そうしたら120%の力が出せるとおもいます。応援しています、受験生の皆様が第一志望の大学に無事に合格できますように!



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