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早稲田大学 社会科学部合格 現役合格女子
流儀 其の二十二 4月編

土屋先生の日本史講座を選んだ理由

高校1年生のときから、学校で代ゼミのサテラインを受講していました。土屋先生のコンプリート日本史は、高校2年生のとき、担任の先生がクラスの日本史受験者全員のサテライン受講を決めました。私が選んだというより、高校の方針でコンプリート日本史を受講したとういうことです。土屋先生の授業がどんな授業かは、受講するまで全く知りませんでした。テキストは1学期の最初に配られましたが当時はまだ受験日本史に対する意識が低く、本格的に受講を始めたのは高2の12月頃からだったと思います。しかし、3年生から日本史を勉強し始めた人より4ヶ月早く日本史を始めたことは、今考えてみるとアドバンテージだったのかなと思います。

土屋先生の授業を受けた最初の感想。最初のころのノートまとめ奮闘記。

とにかくスピードが速い! びっくりしました。最初は何度も巻き戻しして見ていました。サテラインは巻き戻しができますが、講義の場合は1回目の授業からICレコーダーを用意しておいた方がよいと思います。サテラインの場合も録音ができるのであれば、復習のためにICレコーダーを活用することをお勧めします。私の高校の場合は録音はできませんでした。

スピードは速いですが、授業は本当にわかりやすい! 入試問題で記述できかれるところ、正誤問題できかれるところを区別してサクナビにチェックするため後で復習がしやすく、また、自分が受ける大学に応じたサクナビができあがるので効率も良いです。また、土屋先生の『コンプリート日本史』(注:土屋先生が学校法人代々木ゼミナールで行なっているレギュラー授業の講座名)の授業は史料も文化史も網羅してありますので、史料や文化史を自分でやらなくてはいけないという不安は全くありません。

最初の授業には、私より先に受講した友達から教えてもらった通りに、サクナビをA3にコピーして臨みました。清書した方が良いと思ったので、サクナビをもう1部ずつコピーしてノートに貼るという形をとることにしました。だから、私の場合はサクナビを全ページ2部ずつコピーしていたということです。テキストに書き込むことも考えましたが余白が少ないので、やはりA3にコピーしたものに授業中に書き込み、後で清書することにしました。しかし最初の頃は、清書を綺麗に書くことに専念していてしっかり復習はできていなかったと思います。

最初の頃はノートに貼ったサクナビを何回か見て、覚えてきたと思ったらメモ用紙に書くという勉強をしていました。夏に代ゼミの大宮校に行くまでは。夏期講習を受けに行った時、自習室でサクナビの勉強をしている人を何人もみかけました。その人たちは全員緑のマーカーで線をひき、赤のシートで隠して勉強していました。私もこの方法でやってみたところ、サクナビを眺めていただけでは、細かいところが頭に全然入っていないことがわかりました。私はビジュアル的に覚えやすいサクナビを維持したかったので、授業で書き込んだ方のサクナビに緑のマーカーをひいて勉強し、清書の方にわからなかったところにオレンジや緑の丸印をつけるという形をとりました。これなら自分がどこが弱いか、一目でわかります。最初のころから、この勉強法をしていたらもっと効率が良かったのかなと思います。

4月までの日本史学習

土屋先生の授業を受講するまでは、大学受験の日本史勉強など考えてもいませんでした。「定期考査で点数がとれればよい」と思っていました。 日本史は苦手ではありませんでしたが、テストの3日前から詰め込みで覚えていたので、テストが終わるとすぐに忘れてしまっていました。また、復習もしていませんでした。

受験日本史の勉強を意識するようになったのは、土屋先生の『コンプリート日本史』を受講し始めてからです。学校の授業では膨大なプリントで勉強し、「日本史はこんなに覚えることがあるのか」と落胆していましたが、先生の授業を受講して日本史はサクナビを使って効率良く勉強すれば必ず成績につながると思えたので、先生を信じて勉強し始めました。

土屋先生の授業を受講するまでは、定期考査の対策として、一問一答、年号のゴロ合わせの本、学校で配られたワークを使って勉強していました。教科書はさらっと読んでいたと思います。学校の先生に史料問題集を一冊買いなさいと言われたので、市販の史料問題集を買いましたが、結局やりませんでした。訳がついておらず、わかりにくかったことが原因だったと思います。また、用語集も一冊あった方がよいと言われたので、買いましたがほとんど使いませんでした。

4月までの日本史の成績はどうであったか

定期考査では毎回90点くらいだったと思います。
学校の方針で2年生のときから多くの模試を受けており、3年生対象の模試も受けていました。模試での成績は、悪くもなく良くもなくという中途半端な成績だったと思います。

他の受験生の勉強法

私のクラスの日本史受験者は全員土屋先生の『コンプリート日本史』を受講していたので、基本サクナビ以外の学習はわかりません。しかし論述問題が出題される国立大学の受験を考えていた人は、サクナビの他に、Z会の通信教育を利用したり、市販の論述対策本で勉強したりしていました。私も論述問題が出題される国立大学を併願していましたが、4月の頃は論述の対策はしていませんでした。

通学中、電車に乗っているときに日本史を勉強している他校の人を見かけることはよくありましたが、ほとんどの人が一問一答をやっていました。


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