早稲田大学 商学部合格 女子
流儀 其の二十11,12月編
この時期、日本史学習に関してプレッシャーや不安に感じたこと
この時期は、まだまだ自分は勉強が足りなかったのではないかと思ってしまって焦っていました。センター試験の過去問を解いても全然解けなくて不安でした。そのため私大対策はほとんどしていなかったので、現役時代と同じ結果になるのではないかと常に不安でした。
この時期には日本史学習ではどのようなことを行なっていたか
1学期の復習は一通り終わっていましたが、苦手な箇所は最後まで何度もサクナビで確認していました。具体的には、系図や地図、文化史で出題される写真を覚えるのが最後まで苦手でした。系図や地図は1日に何度も手で書き、写真も何度も確認していました。
2学期の復習の方がメインでした。特に江戸時代の儒学者の師弟関係や、近代思想史や近代文学・絵画史の部分はなかなか覚えられなかったので、特に丁寧にやりました。2学期のサクナビがメインで、1学期のサクナビはポストイットで印をつけておいた苦手な部分だけ確認するという感じでした。
この時期、夏期講習の復習には全く手を出せていなかったのが反省点です。夏期講習中の5日間は順調に復習をしても、講習期間が終わるとついほったらかしにしてしまっていました。こまめに復習していないと後で焦るのできちんと復習を続けるべきです。
冬期講習での受講講座は何を申し込んだか。また、その講座を選んだ理由と受講後の感想
冬期講習では、『日本史の戦場 近現代政治・経済・外交テーマ史』、『日本史の戦場 正誤問題の克服(後編)』、『日本史の戦場 入試文化史の総整理』を受講しました。
政治・経済・外交テーマ史は、夏期(江戸時代前のテーマ史)に引き続き受講しました。この講座を受講したことにより2学期の時代別の範囲で曖昧だった部分の理解が深まり、曖昧だった知識がしっかり定着しました。時代別のサクナビと並行して何度も復習しました。他の2つの講座は、自分の勉強の進捗具合をみて、1月に急に取ろうと決めて焦って受講しました。文化史は近現代のテーマを中心とするもので、早稲田大学など難関私大を受験するにはとてもためになる講座でした。テーマ史でないと出題されない語句もあるのでやはり受けて良かったなと思いました。
『日本史の戦場 正誤問題の克服(後編)』の講座は、正誤問題が苦手な方は絶対に受講するべきです。私は自分でなんとかなるだろうと思ってセンター試験直前まで受講しませんでした。本番までに正誤問題の解き方に慣れることができず、本番では焦ってしまって冷静になれば解ける問題もミスをしました。結果、9割に届かないという結果でした。ただ、センター試験数日前に受講したのに一気に正誤問題が解けるようになっていました。だからもっと早く受けていればと余計に悔しかったです。
サクナビ学習でやや不便に感じたこと。それを解消するために自分で工夫をしたこと
サクナビのどの部分はちゃんと覚えていて、どの部分は覚えられていないのかはっきり分かるように、なかなか覚えられない部分はポストイットを貼っていました。そうすればすでに覚えている部分を何度も復習してしまうことはなく、すぐに苦手な部分を見つけて復習することができました。
土屋先生がサクナビのコピーの裏やノートに書かせる板書や地図などは、そのままだと該当箇所と別々になってしまって関連付けて覚えられないので、小さい紙やポストイットなどに書いてサクナビに貼っていました。最初はごちゃごちゃしてわかりずらく見えますが、復習を繰り返していくうちに、全てが1ページに収まっているので理解と知識の定着、関連づけが効果的に行えます。
模試の成績はどうであったか。その成績は以前に比べあがっていたか
模試の成績は依然と変わりませんでした。苦手な正誤問題は相変わらず失点していたからです。しかし、サクナビの反復と、『日本史の戦場 正誤問題の克服』を受講することで克服できました。
日本史に関する流言飛語について
特にありませんでした。
受験生への応援メッセージ
この時期は不安で焦ってしまうと思いますが、焦りで今までの勉強のペースを崩さないようにして最後までサクナビの復習をやり続けてください。土屋先生についてきたなら絶対大丈夫ですから、自信を持って勉強を続けてください。