早稲田大学 商学部合格 女子
流儀 其の二十 9,10月編
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夏に日本史を学習した反動やその克服法
9月、10月は、不安すぎて夜眠れない毎日が続きました。だからむしろ勉強時間が減ったり余計なことに手を出したりせずに、必死にサクナビの復習だけをやっていました。また、周りの人はみんな自分より成績が良いように見えて不安で仕方ありませんでした。しかしそのような不安はあってもひたすらサクナビをやり続けることができたのは、土屋先生についていけば絶対大丈夫だと思っていたからです。
1学期までの復習は終わっていたか
1学期までの復習は、何回繰り返したか分かりませんが(参考にならなくて申し訳ありません…)、一通り終わっていました。ただ、なかなか完全に定着しない苦手な箇所はありました。文化史で出題される写真と、系図を覚えるのがなかなかできませんでした。この分野は土屋先生から事前に何度も学習が困難になる受験生(特に女子)が多いと指摘されていましたので、その都度やっていたにもかかわらず苦手でした。もし、土屋先生が毎回授業でこうしたことを指摘されていなかったら、かなり危なかったと思います。そして、この時期にこれらはセンター試験、一般入試の直前までひたすら写真は図版で確認、系図は何度も手で書く、という作業を続けることでなんとか克服しました。
夏期講習の復習と問題演習の是非
この時期、夏期講習の復習にまで手は回りませんでした。直前期になって2学期、夏期、冬期直前の復習を一気に焦りながらやっていたのを覚えています。夏期講習の期間中はその日のうちに復習をきちんとやっていたのですが、5日間が終わるとついついやらなくなってしまっていました。2学期が始まるまでの8月中に何度も1学期のサクナビと連動して繰り返し復習するべきでした。
過去問はこの時期はまだやっていませんでしたが、問題集は解いていました。すべて記述式で、正誤問題や史料問題など一切なく、ただひたすら語句を答えさせるような穴埋めの問題でした。何度も書きますが、正誤問題が苦手の受験生はできるだけはやく土屋先生の『日本史の戦場 正誤問題の克服(前近代)』を受講したほうがいいと思います。
2学期の学習と1学期の学習の兼ね合い
具体的な時間数と箇所が分からなくて本当に申し訳ないのですが、1学期と2学期の勉強時間の割合は4:6くらいであったと思います。
1学期の範囲では
・律令国家への移行のところの天皇と出来事の関連付け
・奈良時代の天皇と有力者と出来事との関連付け、時期のずれ、系図
・摂関政治の部分の時期ずれの把握
を覚えるのが苦手だったので時間をかけました。
近現代の学習について
近現代史は比較的覚えやすいと感じたので、戸惑ったことはあまりありませんでしたが、覚えづらかったのは政党や首相の推移です。しかしこれらは先生の授業中の説明をよく聞いて理解し、何度もサクナビを開いて目に触れることで書かなくても覚えられました。冬期の講座では『日本史の戦場 近現代政治・経済・外交テーマ史』で政党史もやるので、全体を完全に把握できるうようになり本当に助かりました。
この時期にサクナビ学習で役立ったこと
近現代の経済史を理解することができただけではなく、入試問題がスムーズに解けるようになったことです。現役時代、学校で説明を受けてもさっぱり分からなかったのですが、土屋先生は経済の原理をとても分かりやすく説明してくださいました。経済史は一度理解できれると、他の時代と関連づけることができるので本当に役立ちました。
模試の成績
マーク模試の成績は7割5分くらい、記述模試は8割くらいで、夏前と同じくらいでした。
他の受験生のこの時期の文化史の学習
周りの友達の状況を気にしたことがなくあまり分かりませんが、おそらく文化史はほとんどの人はやっていなかったように思います。 文化史は必ず出題されるといってもいい分野なので、後回しにしないでその都度学習をしましょう。
他の受験生は日本史学習をどのように進めていたか
私の知っている友達は確か穴埋め形式のプリントを使って覚えていました。 語句の関連性が欠如するだけではなく、特定の分野が抜けている可能性があるものをこの時期に学習の中心に置くのは危険だと思います。
センター試験を受験するつもりであったか
センター試験に関する仕組みは学校で教えてもらい知っていたので、センター試験で併願校を受験しようと思っていました。
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