早稲田大学 人間科学学部合格 男子
流儀 其の十八 5,6月編
サクナビの効率性と受験勉強への影響
最初に気づいたサクナビの効率性については、試験において筆記で書かせる語句や、
ただマークで選ばせるだけの語句や、覚えなくてよい語句などというように、どういうパターンで出題されるかが、すべて書いてあったのでその指示通りにしていけば点数が取れるという点で勉強時間的に効率がよかったということです。
次に、何回か授業回数を重ねていくうちに、サクナビにある語句や文章と関連のあるものを前の時代に戻ってリンクしていったので、忘れがちな前の時代などの語句も何回か繰り返し戻っ見ているうちに、関連性が意識され記憶が強固になり定着していきました。これは合格した後にサクナビ学習を振り返った時に気づいたことです。もちろん、これは最初から土屋先生がねらいとしておこなわせたいたことだったのです。
また、最初、全然自分では気が付かなかったのですが、サクナビにある語句の位置や順序が受験生が試験問題に解答しやすいように配列されているということです。例えば、日本史には肥富・祖阿という人物が出てくるのですが、普通の日本史のテキストで祖阿・肥富となっているのに対し、サクナビでは史料問題に出てくる順番に、肥富・祖阿となっている具合にです。
しかし、最初の頃は、浪人して時間があったこともあって、サクナビと並行して教科書や用語集も読んでサクナビ以上の語句を覚えていました。けれども、模試や問題集を解いてみても、そんな余分な知識は必要なく、サクナビに書いてあることさえを覚えれば十分すぎる程、点数が取れるということがわかりました。しかも、日本史の語句は時間が経てばどんどん忘れていくので、用語集でいらない語句を覚える暇があったら、サクナビを繰り返して知識を定着させてたらもっと点数が取れたのにと後悔しました。
是非、受験生は余計なことはせずサクナビを繰り返し覚えるということに徹してください。
サクナビ学習の効率性以外に感じたこと
サクナビはコンパクトに一冊のテキストにまとめられているので、自分自身は代ゼミの通学の電車時間に見ていました。特に、土屋先生の授業があった日、帰りの電車でその日にやった内容を集中して見るだけで家に帰って復習するときにかなり楽になります。
授業を受けてサクナビ学習を進める度に日本史の成績は上がっていきました。現役の人は覚える量が多くて大変だと思いますが、サクナビで学習すれば自分が努力した以上の結果が返ってくるので、頑張ってください。成績が上がった時はやっぱりうれしいです。
親に自慢してやりましょう。何か貰えるかもしれません。友達に自分から自慢するのは止めましょう。当てつけみたいな感じになって友達なくすかもしれません。
受験勉強でスランプがあったか。そのスランプをどう乗り越えていったか
浪人時代は後がなかったんで精神的なスランプが多々ありました。対処法としましては、浪人生の中には彼氏、彼女を作っている不届き者!?が何人かいたのですが、そういう人たちにむかって「浪人してまでイチャイチャしてるんじゃねーよ。この1年間ぐらい孤独になれやー」などということを決して声には出さず心の中で思い、あいつらには負けないという思いをバネに乗り越えました。
日本史の成績はどう推移したか
浪人時の日本史の成績は比較的安定していましたが、やっぱりどんどん授業回数が進むにつれて、最初の時代の方は忘れがちになるので、模試ではそういう抜けている部分の時代を発見し、サクナビではその時代を中心に電車の中で繰り返し復習していました。
受験と親
受験勉強を両親に話したことはなかったです。調子がいい時も悪い時も家ではいつもポーカーフェイスでした。
他の受験生の勉強法
周りの知り合いは皆土屋先生だったんで皆サクナビ学習をしていました。
マイブーム
じゃがりこがとてもおいしかったです。