早稲田大学 人間科学学部合格 男子
流儀 其の十八 4月編
土屋先生の日本史講座を選んだ理由
高校の友達が代ゼミで土屋先生の授業をフレックスサテラインで受けていて、その友達が一切頼んでもいないのに僕に土屋先生の真似をして授業をたびたびしてきたりしてきました。その時に、彼が「史料ではここが出るよ」などとかを偉そうに語ってきたのですが、僕はその時になって初めてほとんどの大学で日本史に史料問題が出ると知り、非常にあせりました。
ですが、当時僕は別の予備校に通っていたので、その時は自分の通っている予備校の先生についていこうと決心し結局、史料は冬期講習まで手つかずのままでした。その結果間に合うはずもなく奇跡を信じて大学受験に臨んだのですが、見事に全滅しました。親からは一浪までしかお金は出せないと言われ、後がなくなった自分は、友達の「授業で史料、文化史、論述なども扱ってすべて早めに終わらせてくれるのは土屋先生ぐらい」という言葉を信じて代ゼミに1年お世話になることに決めました。
土屋先生の授業を受けた最初の感想。最初のころのノートまとめ奮闘記。
高校の友達から、土屋先生の授業はとてもテンポよく速いので対面の生授業で受講するならボイスレコーダーを持っていくのとテキストのコピーをとるようにとさんざん言われていたので、彼の言った通りに準備して授業に臨みました。自分は事前に土屋先生の授業がハイスピードなのを知ってそれに備えていたので、すんなりと授業に慣れることができましたが、他の受講生はそんなことは知らず、顔をひきつっていたのでそれを見て笑いそうになったのを覚えています。(浪人時代は追い詰められていたので、性格がひねくれるものです。すいません。)
家に帰ったらボイスレコーダーを聞き、授業でいろいろと書き込みを加えたコピーしたプリントを見ながらテキストに清書していました。
土屋先生の授業は綿密な過去問分析の結果、大学受験に必要なものだけを教えてくださり、大学受験に必要のないものは扱わず、さらに史料、文化史、論述などまで授業の中でやるので自分が努力した以上に結果が出てきそうで、最初の授業ですごくやる気になったのを覚えています。
とにかく、これから土屋先生の授業を受ける人はボイスレコーダーとテキストのコピーの準備を忘れないでください!代ゼミのパンフレットに「ボイスレコーダーとテキストコピー必須」と書いてあってもいいくらいです。
4月までの日本史学習
日本史に取り組む前は日本史なんてただの暗記科目だから独学で何とかなるんじゃない かと思っていたのですが、実際に授業を受けるのと独学では時間的にも理解度的にもかなりの差があることに後から気づきました。例えば、独学の人は覚えなくてもいい教科書や用語集の語句を暗記していて無駄に時間を取られたり、教科書を読んでもいまいち因果関係がわからなかったり(特に経済なんて意味不明です)という具合です。授業では試験に出るところだけを教えてくれるし、経済なんかもわかりやすく理解できます。
現役の時は日本史がネックになっていました。というのも、自分は性格上、完璧主義者的なところがあるらしく日本史でも完璧を求めようとしてずっと縄文時代をマスターしようと思いそこらへんからなかなか先に進まず、結局現役の時は最後の部分は本当にいい加減に終わらせてしまいました。二度とこのような失敗を犯さないためにも、浪人の時は最初のうちから完璧にしようとはせずに、アバウトでいいから大体覚えて、早めに次の時代にいって、そしてまた最初に戻ってきてどんどん繰り返していく過程で完璧に近づけていくという勉強方法にしました。その結果、一度に覚えようとするよりも繰り返した方が知識が定着するし、心にも余裕が持てました。
ちなみに後から何かの本で知ったのですが、受験では完璧主義者ほど失敗するらしいです(泣)
あと浪人時代は英語と日本史は毎日勉強していました。現代文と古文は一日おきに勉強していました。
4月までの日本史の成績はどうであったか
4月らへんにうけたセンター模試では偏差値70以上を初めてとりました。現役の時には偏差値50らへんをさまよっていたのでかなりニヤニヤしました。というのも得意分野である縄文時代らへんしか出なかったからです。これから代ゼミ模試を受けようとしている人に朗報です。代ゼミの4月のセンター模試では縄文時代らへんしか出ません(断言はできませんが)。授業を受けてしっかり繰り返し復習すれば現役でも偏差値70以上とれます。すごく自信になります。
他の受験生の勉強法
浪人の時はあまり知り合いがいなかったのでわかりませんが、現役の時は自分も含め、予備校では皆、一問一答で問題を出し合ったりしていました。これはこれで楽しかったのですが、一問一答による学習の危険性は土屋先生のホームページの現役受験合格術のページに書いてある通りです。