早稲田大学 人間科学学部合格 男子
流儀 其の十八 11,12月編
この時期、日本史学習(受験全般)で感じた不安
センターが終わる前はとにかく不安でした。特に、生活リズムが崩れている人は早めにもとに戻してください。自分は現役時代、生活リズムが崩れていたせいで、現役の時にセンター当日に夜中の4時まで起きているという大失態を犯しました。浪人時代はちゃんと11時ぐらいに眠れましたが。
実は、センター試験が一番緊張しました。よく、試験ギリギリまで勉強してもあまり意味がないという人がいますが、自分は相当ギリギリまでサクナビを見ていました。最後まであきらめないことです。センター試験では結果としてよい成績を残すことができたので、もう浪人はないとだいたい決まったので、すごく安心しました。
1月、2月には日本史学習はどのようなことを行なっていたか
一月中に、一学期・夏季までの復習は、予定通り4周、文化史は6周しました。二学期の復習は2周ぐらい冬期の復習は1週しました。でも時間がなかったので、主に二学期の知識を中心に覚えていき、強固にしていきました。冬期は二学期での足りない知識を補ったり、テーマ史を体系的に覚えたいときに活用していました。
特に明治時代では、産業革命のところがなかなか覚えられなかったので、覚えきるまで毎日書いていました。「綿糸の生産高が綿糸の輸入高を上回った」とかのところですね。あれはややこしかったです(笑)。それから一月はセンターが始まるまでは、センターの過去問を解きまくってましたね。
センターが終わってからの一月、二月は、土屋先生の「早大予想問題演習」の知識をひたすら覚えたり、自分が受ける大学の過去問をやっていました。しかし、直前まで、インプットは大事にしていました。そして、その時に大事なのが絞り込みです。とにかく時間がないです。今の自分には何が足りないのかをよく考えて絞り込んで勉強してください。
受験を申し込んだ大学、学部。また、日程などで気をつけたこと
早稲田大学国際教養学部
早稲田大学人間科学部
慶応大学総合政策学部
明治大学国際日本学部
法政大学文学部
法政大学国際文化学部
明治学院大学文学部(センター利用)
東洋大学法学部(センター利用)
上から下まで幅広く受験した感じですね。早稲田の国教と慶応のSFC以外は全部受かりました!日程とかは気にせず自分の受けたいところ出しちゃいましたね。でも、連続すると疲れるとよく聞くので、気にした方がいいらしいです。
試験会場に持って行ったもの。また、サクナビに書いていない語句が出てきたときに試験中どのように感じたか。また、その語句を調べて、サクナビに書き込もうとしたか
受験当日は、自分が選んで、絞り込んだ内容を厳選してギリギリまでサクナビの知識の確認をしていました。先生からもらったサイン入りのテキストは何よりの励みになりました(笑)。お昼を食べながらもサクナビを見ていました。
センター試験のあとは自己採点をやりましたが、あとの試験では行いませんでした。あと、試験中に、自分の知らない語句が出てきても焦らないことが大事です。僕の場合は、そこはとりあえず飛ばして、後で解くことにしていました。切り替えが大事ですね。特に自分の場合は、日本史を相当勉強してきたという自負があったので、「自分が知らなければ、周りも知らない」くらいに開き直っていました。今までの勉強量を自分の自信につながります。
明日、志望大学に受験に行くあなたへのメッセージ
いよいよ、明日受験ですね。応援しています!頑張ってください。日本史の神様である土屋大先生を師にもったあなたなら、もう日本史に関しては怖い物なんてありません!ちゃんと努力していればですよ(笑)。実は、自分もバカな高校!?出身で、高3の時の4月の偏差値が27というとんでもないバカでした。それでも時には道を踏み外しながらも自分なりには浪人も含め二年間努力してきました。
合格後に、その高校に奨学金の申請のために学校のサインをもらいにいったのですが、学校の知らない先生方までも皆祝福してくれました。家族や親せき一同も祝福してくれました。代ゼミでの担任の先生や土屋先生も祝福してくれました。陰ながら、自分を励まし、応援してくださった方々の御恩には受験時代はおそらく、百分の一も気づいていなかったでしょう。受験が終わって気づきました。もちろん、受験は自分のためにするものですが、皆さんの合格を心から喜んでくださる人がいることを忘れないでください。最後になりましたが、ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました!