早稲田大学 文化構想学部合格 現役女子
流儀 其の十七 7,8月編
夏期講習の受講講座と講座を受講した理由、経緯
『日本史の戦場 テーマ文化史の克服』、『日本史の戦場 政治・経済・外交テーマ史(前近代編)』、『日本史の戦場 戦後史の攻略』を受講しました。
上の二つは一学期でやった語句+αをテーマごとに習い、一学期に習ったけれど忘れかけていた語句を呼び起こす効果もありました。「また同じ語句を習うのか」と、思うかもしれませんが時代別・テーマ別の2方向から学習することでより効率よく暗記できます。日本史を始めたばかりの人や現役生には絶対おすすめです。
それから戦後史は絶対にとったほうがいいです。入試直前期に「夏に戦後史先取りしておいてよかった」と何度思ったことか。通常の授業で戦後史を習い終わるのはセンター直前なので、やはり反復の回数は圧倒的に少なくなるし、私大もそうですが特に全範囲まんべんなく出るセンター試験で本当に苦しみます。第一志望がセンター利用できない学校であっても、やはりセンターの結果は精神にかなり影響します。直前期はいろいろやりたいことがありすぎて焦るし、そんな中少しでも負担を軽くするためにも戦後史は本当におすすめです。
1学期のサクナビの復習は8月までに終わっていたか
完璧には終わっていませんでした。私は仏像の写真が苦手で、どうしても名前と仏像が一致せずこれは最後まで苦しめられました。解決法は反復しかありません。何度も繰り返し覚えました。
また、サクナビはその語句が書かれている位置が非常に重要であり、その位置があやふやなものが結構残っていました。
それから縄文時代などは最初に習ったし、何度も復習したから覚えているだろうと復習を怠っていたら、案の定結構忘れていました。この時期は覚えたつもりになるのが一番怖いです。「このページは覚えた」と思っても、定期的に計画的に復習するのが一番です。
1学期のコンプリのサクナビと講習講座のサクナビの連動性
私は通常の授業で使うサクナビを軸に勉強していたので、夏期講習で習った新しい語句は何度も復習するために一学期のサクナビに書き写していました。 その際、それが夏期講習で習った語句だということがわかるように、授業で使わない色のペンで書き込みをしていました。これによりその語句がテーマ・時代でどの位置に属するのかが理解できます。
ただ、書き込みをしたことで新しい語句はとりあえず覚えられるという安心感が生まれ、夏に習ったテーマ史のサクナビの復習が怠りがちになってしまいました。
周りの受験生は日本史における夏期講習をどのように考えていたか
夏は自分のことに手一杯で周りの状況があまり見れませんでした。
夏の暑さ対策
予備校の授業の合間は学校に行って文化祭準備をし、学校が閉まったらまた予備校に行って自習という感じで結構外を出歩くことが多く、でも移動時間はもったいないので常に小走りで移動しており、自習室についてもしばらく汗が止まらない状態でした。 汗が流れているときは集中できないので、しばらく何もせずとりあえず涼しいところで汗がひくのを待ってから勉強をしていました。
夏に受けた模試の成績
早大プレは悲惨でした。でも、習っていないところも結構あったので気にしませんでした。とりあえず習っていてできなかったところをサクナビで確認し、集中的に復習していました。
スランプはあったか。どのようにして乗り越えたか
夏の間は特にスランプはありませんでした。というか本当に勉強時間が限られていたので、スランプになるほどの勉強をしていなかったのだと思います。
けれど時間が限られていることによって、勉強している時間はかなり集中することができました。といっても文化祭準備でもうへとへとなのに、そのあと夜予備校に行き勉強するというのはやはり体力的に辛いものがありました。
受験校は決まっていたか。いつぐらいから決めていたか
高2の夏くらいには第一志望は決まっていました。
第一志望以外の受験校を決めたのは高3の秋くらいです。
ストレス解消(息抜き)にやっていたこと
文化祭準備が最高の息抜きでした(笑)
あとは友達や家族を喋ることです。