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早稲田大学 教育学部合格 女子
流儀 其の十六 7,8月編

夏期講習の受講講座と講座を受講した理由、経緯

私は土屋先生の『日本史の戦場 政治・経済・外交テーマ史』『日本史の戦場 正誤問題の克服(前近代)』を受講しました。

まず、政治・経済・外交テーマ史を受講した理由は、一学期に学習した内容の強化ができるのではないかと考えたためです。 また、 自分の志望校の過去問を見ると正誤問題が多く出題されているにも関わらず、私は正誤問題が苦手でした。そのため夏期の時期のこの正誤問題対策の講座は私にとって必須の講座だったのです。

1学期のサクナビの復習は8月までに終わっていたか

復習は終わっていませんでした。4月のレポートにも書きましたが、私はサクナビのまとめ方が固まるまで非常に時間がかかった方だと思います。結局、まとめ方(自分なりの学習法)が確立したのは7月に入ってからでした。

夏期講習を迎えた頃、私はA4のノートを購入しました。そしてサクナビを手書きで写し始めました。サクナビのレイアウトは計算されたものだということは承知していたので、そのレイアウトを崩さないように気を付けました。自分で書けば、どの事項も漏れることなく触れることになります。また、復習の際に自分の字で書いてある方が頭に入ってきました。 私には合っていましたが、やはりこれは手間がかかります。授業の前にテキストのコピーを取って、まっさらなテキストにマーカー引っ張ってセルかぶせた方が絶対的に楽です。(私も、本番まで残りわずかとなった冬期講習の後半はコピーを取ってから授業に臨みました。)

こんな調子でしたから、私は夏期講習が開始しても一学期の復習が十分に終わっておらず、夏休みに一学期の復習と夏期講習の復習の両方を同じウエイトでやらざるを得なくなりました。これはかなりしんどいです。どちらか一方が手薄になってしまう恐れもあります。 間違いなく、夏期講習が始まる前に一学期の復習が進んでいることが望ましいです。

1学期のコンプリのサクナビと講習講座のサクナビの連動性

私は連動させざるをえませんでした。夏期講習の復習をしようとすると、新しいことばかりを習ったような気になってしまったためです。それは、基本的な知識が定着していないために起こった錯覚でした。『日本史の戦場 政治・経済・外交テーマ史』はその講座名の通りテーマ史でまとめられています。当然サクナビのレイアウトもテーマごとにまとめられており、レギュラー授業と異なります。復習が十分に済んでいなかった私は、同じ事項でも観点を変えられただけで戸惑ってしまったのです。そのため、夏期講習の復習をしている際に、レギュラー授業のサクナビでどのあたりに書かれている事項なのか確認するようにしました。今思うと、夏期講習の復習を利用して主に一学期の復習を行っていたのかもしれません。 また、土屋先生はそれらを見越して、江戸時代までのテーマ史講座を夏期講習において私達に強く勧めてくださったのかもしれません。

周りの受験生は日本史における夏期講習をどのように考えていたか

他の予備校に通っていた友人に聞いたところ、日本史は手薄だったようです。知識の定着のために演習が必要と考え、センター試験等の過去問を解いていたそうです。私の場合、演習はほぼ行わず、講習以外ではサクナビのみ行っていました。これらの復習に手いっぱいだったという表現の方が合っているのかもしれません。

夏の暑さ対策

涼しい予備校に行くこと!これに尽きますね。しかし涼しいを通り越して寒いこともあるので注意です。 あとは比較的涼しい朝に早起きして勉強すること。これは気持ちが良いです。私は早起きが苦手なので、たまにしかできませんでしたが、早起きできたらラッキーと思い、義務化しないことで朝の勉強を楽しめました。

夏に受けた模試の成績

 夏は早大模試を受けました。日本史が手も足も出なかったことを覚えています。詳しい内容は忘れてしまいましたが、正誤問題や史料問題が出題されており、今まで受けた定着度確認の意味合いが強い模試とは一味違いました。

私は夏期に土屋先生の正誤問題対策の講座を受講していたので、正誤問題に対しては以前より自信を持っていたのですが、なかなか解けませんでした。正誤の講座でも指導されましたが、正誤問題には正しい知識とプロセスがないと太刀打ちできないことを実感しました。それから、正誤問題のテキストの復習を本格的に始めました。

スランプはあったか。どのようにして乗り越えたか

受講していた夏期講習も終わり、二学期が始まるまでの間に少し気が抜けてしまいました。そういった時は自分にご褒美を作り、それを勉強への活力にしました。私の場合はだらだらと勉強を続けるのも良くないと感じていたため、集中力が完全に切れてしまった日は早めに自習を切り上げて予備校から帰宅することもありました。 とにかく自分のペースを守ることを念頭に置いていました。

受験校は決まっていたか。いつぐらいから決めていたか

受験校が決まらないことには授業も取れないと思っていたので、4月の時点で概ね決めていました。

ストレス解消(息抜き)にやっていたこと

息抜きには帰宅に遠回りをしたり、好きな漫画を読んだりテレビを見ていました。そんなに時間を取られず、中断できるものが良いと思います。私は一人でできるものに限って行っていました。あとは、一週間に一日勉強をしない日を設けていました。


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