早稲田大学 教育学部合格 女子
流儀 其の十六 1,2月編
この時期、日本史学習(受験全般)で感じた不安
センター試験当日、元気に家を出たはずなのに一教科二教科と過ぎるごとにみるみるうちに体調が悪くなり英語の時間は吐き気をこらえるのが必死でした。図太い方だと思っていたのですが…(汗)何があっても良いように、鎮痛剤と下痢止めと吐き気止めはあったら安心かも知れません(笑)
ちなみに、私の解決法はルーティンを作ることでした。試験前に必ず仁丹8粒とミンティア3粒飲むという。以来大体の試験は落ち着いて受けることができました。メンタルがやられてたんですね。
寝つきは良かったです。でも寝起きも異常に良かったので、眠りが浅かったのかも知れません。
1月、2月には日本史学習はどのようなことを行なっていたか
冬期講習の『日本史の戦場 政治・経済・外交テーマ史』の講義を聴くことで、レギュラー授業で既習済みにも関わらず自分が定着していないといった箇所を発見するのに役立ちました。また、理解が深まりました。冬期講習は復習に時間があまりとれないので、サクナビをノートに清書するのではなく、マーカー引いてセルをかぶせるスタイルに移行しました。
1月は、演習形式の講座を取ったので、とにかく予習→講義→サクナビチェック→復習といった繰り返しをしていました。自分の知識が抜けている箇所だけでなく、その周辺の知識も合わせて覚えるようにし、その際に夏期講習や冬期講習の復習もしました。サクナビ単体をガッツリやった記憶はあまりありません。何かと結び付けて活用することが多かったように思います。
2月、私は多くの時間を文化史対策に割きました。文化史対策は本来コツコツなされていなければならないものです。こんな時期に一気にやるものではありません。この対策が既に済んでいれば、日本史の政治史や英語にももっと時間を回せたことでしょう。もっと言えば、センター試験で文化史絡みの問題を落とすこともなかった…もし万が一まだ文化史に着手していない人がいたら今すぐにやりましょう!この時期はサクナビ単体をガッツリやっていました。何周したかは覚えていませんが、暇さえあれば見ていたような気がします。『眠れぬ夜の土屋の日本史 史料と解説』も愛読書でした。私が良く読んでいたので、母は今でもこの本のタイトルを覚えているくらいです(笑)
私は第一志望の大学以外、過去問を解きませんでした。それよりもサクナビの復習や史料問題の対策、正誤問題の克服を優先すべきと考えたからです。というよりも、サクナビを完璧に覚えた!といつまでたっても思えなかった私の学習量不足が原因ですね…。学部によって出題の傾向が異なるので、過去問の分析は多少行った方が良いと思います。
受験を申し込んだ大学、学部。また、日程などで気をつけたこと
立教大学 社会学部(センター利用・全学部・個別)
青山学院大学 総合文化政策学部(個別)
日本大学 文理学部(個別)
早稲田大学 教育学部(一般)
早稲田大学 文化構想学部(一般)
早稲田大学 社会科学部(一般)
日本女子大学 文学部(センター利用後期)
埼玉県立大学 保健医療福祉学部(国公立後期)
私は浪人の1年間で体力が明らかに低下したのをひしひしと感じていたので、日程はゆるめにしました。疲れちゃうので。一つの試験が終わると次の試験まで大体2日くらい空けていました。
あと、大学の場所はきちんと把握しておいた方が良いです。みなさんは大丈夫だとは思いますが、私は試験当日に大学にたどり着けず、カフェのお姉さんと警備員のおじさんに大学までの道を聞いて朝からダッシュしました。全力坂かと思いました。
試験会場に持って行ったもの。また、サクナビに書いていない語句が出てきたときに試験中どのように感じたか。また、その語句を調べて、サクナビに書き込もうとしたか
試験の前日は過去問をぺらぺら見てどんな問題形式なのか軽くチェックしました。
試験会場にはサクナビと『眠れぬ夜の土屋の日本史 史料と解説』を持って行きました。とにかく語句を見た回数が多い者勝ちだと思っていたので、試験の直前までサクナビを見ていました。青学(総合文化政策)の時はもう文化史しか見ませんでした。早稲田の時は『早大日本史予想問題演習』のテキストも持っていき、土屋先生が出ると言ったところだけ見ていました。色々見ようと思っても目移りしてしまって焦ってしまうので、直前はできるだけ集中してサクナビを眺めるように心がけていました。
日本史の自己採点はしませんでした。ただ、試験中に分からなかった問題だけはサクナビでチェックしました。何校か受験すれば、必ず同じような問題が出るものなので、次の試験でも出題された場合に回答できるようにしておきたかったからです。実際、解答できました。分からなかった問題を見るのは気が重いかもしれませんが、必ず次に繋がるので確認することをお勧めします。ただし、サクナビに書かれている語句に限ります。
サクナビに書いていない語句が出題されたときは潔くその問題を捨てました。私は1年間サクナビしかやってこなかったわけですから、解ける道理がありません。確実に得点できる問題をしっかりとくように努めました。そこで足踏みしていたら、解ける問題を解く時間が無くなってしまいます。「ラッキー、この問題解かなくていいんだ」くらいに思っていました。
明日、志望大学に受験に行くあなたへのメッセージ
私は早稲田教育の英語の試験は全く手ごたえがありませんでした。日本史の試験はできたと思ったのに、よくよく思い返せば通常ならまずしないであろう漢字のミスをしていました。それでも、国語で挽回しよう!と切り替えて臨んだ結果、現在早稲田大学に通っています。
みなさんもどうか最後まで鉛筆を置かないでください。
自分を信じてください。
日本史の試験の最中、どの語句がサクナビのどのページのどのあたりに書いてあるか頭に浮かぶはずです。こんなに心強いことはありません。あとは元気にいってらっしゃいです。
どうぞお気をつけて!
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。