早稲田大学 法学部合格 現役女子
流儀 其の十五 1,2月編
この時期、日本史学習(受験全般)で感じた不安
とにかく、1か月後、2か月後に自分はどうなってるのだろうと不安でしかたなかったです。
そういうときには友達に電話したりして気分転換をしていました。
センターでは日本史が79点と、8割に届かずショックを受けました。過去問では8割を切ることはまずなかったからです。でもそれはそれで割り切り、間違えた問題周辺を徹底的に復習して私大にのぞみました。
センター試験では日本史は思うように結果がでませんでしたが、全体としては集中もできたし、緊張が悪い方向に働かなかったのでまずまずのスタートだったと思います。
1月、2月には日本史学習はどのようなことを行なっていたか
何度か繰り返したか細かい数字はわからないですが、1学期の復習も2学期の復習も20周はしました。1学期の復習は夏休みに一通り終わっていたので、その後の期間で不安な分野を重点的に学習することもできていました。
2学期の復習については、1学期以上にサクナビに忠実に復習していました。特に明治時代はサクナビの順番通りに、苦手な経済史は経済史のみゆっくり順を追って復習しました。
冬期講習と2学期の復習は1:1くらいの割合で、時間がない中ではありますが、見落としのないよう丁寧にやっていました。関連する部分も多いので、手間はかかりますが関連する点が出てきたらその都度史料集や関連するサクナビに戻って学習しましょう。
冬期講習の時期にも授業中、新しく学習することやすっかり忘れていたことがもしかしたら出てくるかもしれません。そんなときもあわてずに、新しい語句としてではなく今まで出てきた語句の関連付けを強めるものとして覚えていきましょう。
受験を申し込んだ大学、学部。また、日程などで気をつけたこと
早稲田大学法学部
早稲田大学社会科学部
中央大学法学部法律学科(統一入試・一般入試)
中央大学総合政策学部政策科学科プロフェッショナルコース(統一入試)
上智大学法学部法律学科
明治大学法学部法律学科(センター利用)
立教大学法学部(センター利用)
日程は試験日があまり続かないように心掛けていましたが、受験校があまり多くなかったのでそれほど気にかけずにすみました。
試験会場に持って行ったもの。また、サクナビに書いていない語句が出てきたときに試験中どのように感じたか。また、その語句を調べて、サクナビに書き込もうとしたか
前の日・当日は苦手な政党史や苦手箇所の文化史・外交史などを復習しなおしていました。またどの会場にもコンプリート日本史のノートと史料集は必ず持っていきました。早稲田受験の際は冬期講習の、『早大日本史予想問題演習』のテキストを持っていきました。
コンプリートのノートや授業関連のノート、史料集は土屋先生に出そうだと言われたポイントを中心にぱらぱらと見直して、試験に備えました。
自己採点は基本的にしていません。ただ、わからなくてどうしても気になった語句があればwebで解答速報を見て、その付近を中心に復習しました。
私の私大受験の初日は上智の法学部でした。日本史の大問が3問あるうち、正直仏像彫刻に関する1問目の7つの設問がほとんどわかりませんでした!最初だったこともあり、わからない問題が多すぎることに対してかなり焦って時間をかけてしまいましたが、わからないものはわからないので途中であきらめて2・3問目に賭けました。最終的に1問目の解答欄も一応すべて埋めましたが、自信があったのは1問もありませんでした。帰りの電車でも周りが皆その1問目が難しかったと言っていたので難問だったのだと思います。
それでも、上智法学部には合格することができたので、解けない問題は皆も解けない、ということを自信を持って断言できます。そのような難問に当たってしまった場合は、そのほかの解ける問題に時間をかけて正確に解答することを絶対に優先させるべきです。
明日、志望大学に受験に行くあなたへのメッセージ
緊張はして当たり前です。でも、その緊張はうまくいけば集中につながります。いつも通りやるつもりで、というのが一番のアドバイスです。
直前に見た時代やテーマが出ることもよくあります。運がよかったのか、サクナビがすごかったのか私はほぼ毎回そうでした(笑)ですから、最後まであきらめないでサクナビを見続けてください。
そして、自分がやってきたことを信じて試験を受けてきてください。
4月に早稲田でお待ちしています!