早稲田大学 社会科学部合格 現役女子
流儀 其の十四 5,6月編
サクナビの効率性と受験勉強への影響
高校での日本史の授業をわたしは 教科書ではなくサクナビをみながら受けていました。はじめは語句が網羅されている(というイメージの)教科書もサクナビにあわせ使っていましたが、教科書は文章がわかりづらく、またその内容を完璧にするには時間がたりなかったので、まずはサクナビを完璧にしようと思いました。
ただ、教科書と比べるとサクナビの語句は少なかった(当たり前ですが)ので不安になり、代ゼミのコンプリート日本史のテキストの最初にあるまとめを併用した時期もありました。しかし、日本史の勉強をしていくうちに、サクナビが頻出事項のみならず入試で出題される事項をほぼすべて網羅していることに気づいたのです。また、土屋先生の授業で扱われた順番でサクナビを復習することで、物事の流れ、つながりをつかむことができました。
サクナビ学習の効率性以外に感じたこと
当時、サクナビを使ってまずは通史を一回やろうと考えていたわたしは、現役生ゆえの時間の制約もあり、最終的にサクナビに絞って勉強をしました。そして、サクナビで一応全範囲やったあと、夏の模試では偏差値70をゆうに超えることができました。それは日本史の勉強をはじめてからわずか3,4ヶ月目のことで、大変驚きました。そして、焦りを感じていた日本史の学習に自信と余裕が生まれました。
当たり前のことですがサクナビは効率性だけではなく学習効果においても優れていることが分かりました。もちろんこうした事が受験生に起きるのはサクナビが大学入試問題のその出題傾向をよく研究してつくられていたからこそだと思います。
受験勉強でスランプがあったか。そのスランプをどう乗り越えていったか
スランプではないのですが、わたしの高校では一学期にも合唱コンクールや球技祭などの行事があり、その行事が終わるたびに気が抜けてしまいモチベーションが維持が難しかったことを覚えています。しかし、その都度模試での自分の行きたい大学の判定(この時期はE)をみて頑張らなくてはと自分を奮い立たせました。
日本史の成績はどう推移したか
5,6月の模試は模試の範囲が授業範囲とは全て一致せず、さらにまだ知識の定着ついていなかったので、偏差値は60以下だったと思います。しかし、わたしはまだ始めたばかりで、これから本格的な反復学習をするのだと思い特に落ち込みもせず、
とにかく土屋先生の毎回の授業を集中してサクナビをまとめ理解するようにしていました。
受験と親
聞かれたことはありませんでしたが、とにかく日本史の授業が楽しくて、日本史という科目自体も好きになったという話しをした覚えはあります。
他の受験生の勉強法
一問一答の小テストを行う予備校が多いらしく、語句のつながりを理解することなく、その対策をひたすらやっていました。、学校の日本史以外の授業の内職として行っている人もいました。効果的な学習というよりはとりあえずやっていたという気がします。
マイブーム
アポロ(チョコレート)が好きでした。あれは手をほとんどよごさずに自習室でも音を立てずに食べられるのがなおよかったです。飲み物ではアイスココアが好きでした。