早稲田大学 文学部合格 男子
流儀 其の十三 1,2月編
この時期、日本史学習(受験全般)で感じた不安
国立志望の私にとってはセンター試験に向けて、1ヶ月は死ぬ気で勉強をした。本番が近づくにつれて、いろいろな思いが駆け巡った。いい点数をとること、失敗すること。現役生と浪人生では心境もまた一味違った雰囲気になるのではないだろう。私もそうであった。
現役時代、代ゼミタワーという心のオベリスクがあったので(笑)それほど緊張することなんてなかった。しかし、浪人すると…1年間がんばってきたという自信以上に、後がないのではないか。という気持ちが襲ってくるものだ。まるでこれで失敗すると人生に失敗してしまうようなほどに。あの高い代ゼミタワーから地獄に真っ逆さまに堕とされるのは悪夢以外のなんでもない。しかし、最後は結構開き直っていた気がする。
1月、2月には日本史学習はどのようなことを行なっていたか
実は、センター試験が終わるまで私大の過去問を1度も解いていなかった私(笑)
センター試験のあとは2次対策をしつつ、受験予定の私大の過去問を1年ずつ解くことに追われた。実際のところ、過去問を解く作業は制限時間通りに解いて、解説を読んで…なんてことをしているとかなりの時間を要するということが判明。
結局、文学部は日本史を2~3年。国・英に関しては1年分しか解かずに本番に臨んだのだから、私は愚か者でしょうね(笑)。ただ、特に日本史についてであるが、傾向を知ることはもちろん重要であるが…それ以上でもないと言っておきたい。サクナビをきちんと学習していれば傾向などそれほど知らなくても対応できてしまうものだ。実際、過去問を初めて解いて7割以上得点できた。本番ではほぼ満点に近い得点をあげることができたと思う。特に決まった時代についてではなかったが、サクナビは毎日復習するようにはしていた。この時期はもうサクナビを何度も何度も見ることが1番の近道なのだと思う。
受験を申し込んだ大学、学部。また、日程などで気をつけたこと
前期:京都大学文学部 後期:東京外国語大
早稲田大学 政経 法 文 慶応大学 法
日程的には特に連続していても気にはしなかった。1日開けてもその1日で本番の点数が大幅に伸びるわけではないと考えたからである。数日、数週間、数ヶ月の成果を発揮する場が大学受験ではない。長い間積み重ねてきたものを発揮する場であるのだから。
試験会場に持って行ったもの。また、サクナビに書いていない語句が出てきたときに試験中どのように感じたか。また、その語句を調べて、サクナビに書き込もうとしたか
前日:サクナビをぺらぺらとめくって気になるところを復習するだけ。
当日:教室に入ると、外の寒さを忘れるほどの熱気に包まれる。それぞれが自分が信じた参考書をやっている。私は英語・国語の前の時間もサクナビを見直すことに費やした。1番コストパフォーマンスが高いと思ったからである。英単語や古文単語などを見るなら日本史を復習したほうが、直接得点に結びつくのでいいと思う。持って行ったのはまとめた「ノート」と「予想問題演習」の二つ。まずは、先生の予言(笑)を見てそれに該当する箇所を中心にサクナビをぺらぺらとみていた。やはり文化史はよく見ていたと思う。
翌日にも試験が控えていたので、自分がわからなかった問題については採点した。
厳密に全体の正誤を確かめたわけではなかったが、試験中にかなり手応えがあったので
かなりの得点率だろうとは実感していた。サクナビで対応できなかった語句というのはほとんどなかったと思う。もしもあってもそれはほとんどの人が出来ないと思ったので特に気にすることはなかった。むしろ出来る問題を取りこぼさないように細心の注意を払っていた。
明日、志望大学に受験に行くあなたへのメッセージ
最後には、きっと努力は報われるものだ。
結局は俗世っぽい精神論になってしまうのはいささか恐縮であるが、これはもはや精神論ではなく現実論として皆さんの前にお届けできるのではないだろうか。ここに掲載されている人は現に努力が報われた人たちである。もはや努力は報わると言ってもなんらおかしくはないだろう。あなたがやってきたことは無駄ではない。必ずその成果が如実に現れる。心配することなんてない。周りの席の奴がどんな参考書をやっていようが気にするな!我々にはサクナビがある。あなたの努力を最大限に引き伸ばしてくれる夢のようなツールが…。
あなたの合格はもう近くまで来ている。そして、試験の始める直前まで努力は怠らないこと!絶対に後悔だけはしないように万全の状態で試験をうけて欲しい!
では、最後まで私の拙い文章を読んでくれてどうもありがとう。
皆さんのご健闘を心から祈りします。