HOME > 合格者の流儀 早稲田 > 流儀 其の九 1,2月

早稲田大学 文学部合格 現役女子
流儀 其の十一 1,2月編

この時期、日本史学習(受験全般)で感じた不安

12、1月はほとんどセンター対策をしていたので、私大の対策が疎かになるのではないかと正直心配でした。
また、受験当日に自分の勉強が間に合っているのだろうかと心配でした。
でも一年以上やってきたことは無駄ではない、報われる、と信じてなんとか気持ちを保っていました。

1月、2月には日本史学習はどのようなことを行なっていたか

レギュラー授業のサクナビは何度も繰り返して勉強していました。冬期講習講座はレギュラー授業の内容をテーマ史でバージョンアップさせるような内容なので、自分の理解が深いところはサラッと流す感じで勉強し、少しでも不安が残るところを重点的に勉強していました。

多くの人が不安に思う明治時代の復習は重点的に行いました。数え切れないほど繰り返し、年号も忘れずに覚えるようにしました。産業革命のところなど、覚えづらくてあまり気が進まないとは思いますが、ここで諦めたら試合終了です。粘り強く勉強して下さい。また、明治、大正、昭和の経済史は土屋先生の授業を受けた人なら絶対に勝てます。あんなにわかりやすい経済史の授業はないです。試験でもよく出る部分なので、忘れずに勉強して下さい。経済史は繰り返せば繰り返すほど、よく身に付く分野だと思います。

忘れていけないのは、「平城京と七大寺」や摂関政治の流れと系図など図と系図です。私は侮っていたせいで第一志望の早稲田の文化構想学部で痛い目に合いました。その分、文学部で雪辱を晴らしましたが、土屋先生が「出る」とおっしゃったところは本当に出るので、先生のおっしゃる通りに勉強しましょう。それは一年通じて一貫すべきことです。

受験を申し込んだ大学、学部。また、日程などで気をつけたこと

早稲田大学文化構想学部
早稲田大学文学部
立教大学文学部(一般・センター利用)
青山学院大学文学部(一般・センター利用)
学習院大学文学部
成蹊大学文学部(センター利用)
武蔵大学人文学部(全学部日程)
白百合女子大学文学部(センター利用)

最高でも受験日は3日連続にするようにしました。
4日連続になると辛いと思います。
滑り止めも大事ですが、第一志望の受験を優先することを忘れないで下さい。

極端な話、第一志望にさえ受かれば他は全部落ちてもいいんですから。

試験会場に持って行ったもの。また、サクナビに書いていない語句が出てきたときに試験中どのように感じたか。また、その語句を調べて、サクナビに書き込もうとしたか

レギュラー授業のサクナビとあまり自信がなかった部分の夏期講習・冬期講習のサクナビの何枚かを持って行きました。 実際、なかなか落ち着かなくてあまり見ずにいました。周りの受験生を見て「こいつら全員あたしより頭良くないから大丈夫。余裕」とか思っていました。

でも、「あ、さっきチラッと見といたところだ。ちゃんと見直せばよかった!」という経験を試験中にしたので、直前までサクナビはしっかりと見直すようにしましょう。
たった1点でも合否を分ける場合だってあるのですから。

試験後の自己採点はやりませんでした。
サクナビに書いてない語句が試験中に出ることはありましたが、「これは捨てる語句だ」と思い気にしませんでした。試験は100点を取らないと受からない訳ではありません。このホームページの合格者のほとんどの人がそのように書いているとおりサクナビに書いてあるもので十分試験を突破することができます。英語が特別にできなかった私であっても合格しています。知らない語句が出てきてもあまり気にしないことです。 それに、知らなくてもサクナビの知識から類推することができるものもあります。

とにかく焦らないで1つ1つを正確に解答することです。

明日、志望大学に受験に行くあなたへのメッセージ

ここまで頑張ったのだから受かる!
というのはありきたりなので、現実的なアドバイスをします(笑)

試験は一人で行くのがベストだと思います。どんなに仲の良い友達と一緒でも、試験場に着いたらその瞬間からライバルです。自分が勝つのが第一です。試験には、休み時間に友達同士で集まってわいわいしている人もいますが、流されずに自分のペースを保って下さい。

最後の最後まで志望校に対する強い思いを持って臨んで下さい。そうすれば、それに見合う結果が付いてくるはずです。 頑張って下さい。


土屋文明プロフィール

土屋文明の日本史授業風景

日本史の授業をもっと観る

土屋文明の日本史授業風景

講演・執筆などのご依頼はこちら

過去問ライブラリー

オリジナル単科ゼミ 「日本史の戦場」 講義後のコメント

「土屋文明の日本史の戦果」講義後のコメントを動画でお届けいたします!