早稲田大学 文化構想学部合格 現役女子
流儀 其の十 1,2月編
この時期、日本史学習(受験全般)で感じた不安
この時期になっても受ける学校の過去問を少ししか解いていなかったのでかなり不安でした。センター試験には重きをおいておらず、前日でも私大の対策をしているほどでした。案の定、センターで出願した学校は1校以外全て落ちました。しかし、私にとってはセンター試験は通過点であってセンターがよくなくても私大入試には関係がないということを聞いたことがあるのでそこまで気にしませんでした。
今の状況にはとても満足していますが、もっと直前期は頑張れたなと思います。例えば、入試本番で風邪をひくのが嫌だったので自習室ではなく家で勉強していたのですが、そのため勉強時間が少なくなってしまい、とても不安になりました。この時期にはわずかな時間でも惜しくなります。日本史のような科目は最後まで絶対伸びるので少しでも空いた時間をみつけて勉強して下さい。
1月、2月には日本史学習はどのようなことを行なっていたか
レギュラー授業をベースにし、冬期講習の復習は電車の中や休み時間、机に向かって勉強するというよりかは空き時間を使っていました。一回に深くやるよりも、広く浅くを何回も繰り返して覚えようとしました。
1学期の範囲では、律令国家への移行、奈良時代、清和天皇桓武天皇の系図、室町時代、一揆、江戸時代初期外交、鎌倉仏教と旧仏教、弘仁貞観国風文化を覚えるのに苦労しました。とにかく系図は一日に数回書きました。
2学期の復習は、詰めが甘かったなと入試本番になって思いました。たとえば年号です。上智で穴埋めの問題がでて出来なくて後悔しました。みなさんにはサクナビというすばらしい武器があるので、私のような詰めの甘さでミスをしないようにしてください。
受験を申し込んだ大学、学部。また、日程などで気をつけたこと
日本女子文学部
上智(法学部地球環境法学科、国際関係法学科)
早稲田(政治経済学部政治学科、商、文化構想、社会科学)
慶応(法学部政治、経済、商)
立教(法国際ビジネス、経済)
明治(経営)
学習院(法学部政治)
体力的には意外と普通でした。ただ上智の不合格を知った後の早稲田の文化構想は精神的に楽ではなかったです。
試験会場に持って行ったもの。また、サクナビに書いていない語句が出てきたときに試験中どのように感じたか。また、その語句を調べて、サクナビに書き込もうとしたか
今までのサクナビ全部と史料集を持っていきました。昼休みには予想問題演習で教わったテーマや範囲、史料の確認をしました。自己採点はしませんでした。それで精神的に後の試験に響くのを考慮したためです。
入試の本番では知らない語句が出てきても気にせず捨てました。「サクナビにのっていないのだからみんなできないでしょ」くらいの気持ちでした。それで早稲田に合格できたのですから本当に余計なことをしないでよかったと思います。私の場合、余計な事をしたら絶対に最後まで日本史が終わらなかったと思います。
明日、志望大学に受験に行くあなたへのメッセージ
ここまで頑張ってきたのだから自信をもって試験を受けてきてください。
あと、自分を信じてください!