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早稲田大学 人間科学学部合格 男子
流儀 其の九 4月編

土屋先生の日本史講座を選んだ理由

代ゼミは「講師の代ゼミ」と言われていたため、様子を見るべく、サテラインの体験を受けに行ったところ、自由な時間で有名講師の授業を受けることのできるフレックスサテラインの制度やなによりもその有名講師にとても魅力を感じました。

それに現役時代に予備校で友達と遊んだりしゃべったりばかりして、勉強に手が行きませんでした。だから、浪人が決まった際に高校の浪人友達とつるまないようにするためにあえて高校から一番不便な場所にあった代ゼミを選びました。

土屋先生の講座を選んだ理由は、大学受験の日本史と言えば代ゼミとの土屋先生と聞いていたこともありましたので第一候補でした。しかし、実際日本史の先生をサテライン含め他の日本史講師の授業を体験した結果、あらためて土屋先生の説明の的確さ、授業のおもしろさ、先生が持つ自信等がとても自分とぴったりだなと感じたためです。まさに評判どおりの先生でした。

土屋先生の授業を受けた最初の感想。最初のころのノートまとめ奮闘記。

わたしの最初の授業は1学期のコンプリート日本史第一講でした。正直言って説明が速すぎてところどころ聞き取れなかったです。なので最初の頃は速すぎてやはり自分には向いていないかもと思って受講を諦めようかとも考えました。また、ボイスレコーダーを使うという手を思いつかず、一緒に受けていた人に毎回少し見せてもらっていました。

土屋先生も、また多くの合格者も書いていますが、単位時間あたりの情報量を多くすれば90分という決められた授業時間のなかでどれだけのスピードで話さなければいけないかは自ずと決まってしまいます。土屋先生は受験生に絶対的な情報量が不足しないように、日本史のトータルの情報量を見据えて速いスピードで授業を行っています。全く受験生がついて行けないわけではありません。むしろついて行けるようになると、短時間で多くの情報を処理、理解できるようになるので他の教科にもいい影響がでてくると思います。

土屋先生のサイトには授業に関するQ&Aが載っていますので、土屋先生の授業を受ける人はひととおり読んでおくと、より効率の良い授業を受けられると思います。

この頃はサクナビでどうやって勉強すればいいのかもわからなかったため、授業でつくったサクナビのままただプリントを数分見つめてそれで復習した気になっていました。少し勉強方を変えた時はサクナビを3枚コピーして、一枚目は授業用、二枚目は清書用、3枚目はチェックシート用とやっていました。そしてこのころからボイスレコーダーを使い始めたため、授業終了後にボイスレコーダーを聞き返し、流れの確認+チェックのミスがないか等をしてから、清書をして、それを元にチェックシートをつくっていました。

しかし、その方法で復習をしていたら1回の日本史の授業の復習にかける時間が4時間ぐらいになっていました。少し時間がかかりすぎていたように思います。ただ、自分の学習法を確立するまでには試行錯誤も必要だと思いますので受験生の方も4月の時期にはいろいろ工夫をしてみるといいと思います。

4月までの日本史学習

もともと暗記系の科目は得意だったはずでしたが、日本史だけは覚える量が多すぎてそこまで成績はよくありませんでした。通っていた学校では日本史の授業数が少なすぎて時代が丸々2つぐらい抜けていたりしたため知識のつながりが薄く感じました。

友人たちはみんな教科書を読んで一問一答をやれば絶対に成績があがると信じていました。予備校で日本史を教わるのは金の無駄という考えが多かったです。また、用語集は全部覚えなければならないということを信じ込んでいる人もたくさんいました。でも、自分は教科書を読むのも嫌いだったし、用語集を丸暗記なんて絶対に出来ないと思っていたときに土屋先生に出会い、考えを変えることができました。

わたしは上に書いたような受験環境にいたので春期講習を受講するということを考えもしませんでした。後になったらまた忘れてしまうから、まだ日本史はいいだろうと思って最初の方は全く手をつけていませんでした。とりあえず、友人の間で話題になっていた一問一答を買っただけで勉強した気にはなっていました。 今思えば、その状況で受験勉強を行っていたら確実に早稲田には合格していなかったと思います。

4月までの日本史の成績はどうであったか

高校3年の時の日本史の偏差値は一貫して55前後でした。自分の中ではこれでも平均以上だから良いと思っていました。しかし、早稲田に行くには最低でも60以上の偏差値とさらに偏差値では測ることのできないような関連する知識が必要です。なんでも偏差値で考えるのはやめるべきだということを知りました。

他の受験生の勉強法

他の予備校に通っていた友達は市販のまとめノートを教科書を読みながら穴埋めをしている人や、用語集にひたすらラインマーカーで線をひいている人、また一問一答だけをひたすら覚えようとしている人が多かったです。

まずまとめノートでやったり、一問一答で勉強を進めるのは、ただ用語を覚えてしまうだけで、なぜそうなったかとか、他の知識とのつながりが見えないので単に覚える量が増えてしまうだけではないかと思いました。そして、自分の感覚で用語集にラインマーカーをひくのはあまりに直感的で危険だと感じてました。


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