早稲田大学 商学部 合格 女子
流儀 其の七 5,6月編
サクナビの効率性と受験勉強への影響
授業を3回、4回受けていくうちに段々とサクナビの効率性に気が付いてきた。どうして効率良く学習できたかと言うと、土屋先生に言われたとおりにサクナビで学習していたから。言われたとおりとは、もう土屋先生の授業を受けている受験生の方はご存知のとおり、授業を録音してそれを聞きながら、清書をしてそれをノートに貼って、赤カッコや赤ラインの用語を緑のチェックペンで隠し、鉛筆カッコや鉛筆ラインを赤のチェックペンで隠して覚えるだけ。本当にそれだけ。
ただ、赤カッコや赤ラインは赤いセルをかぶせるとそのカッコやライン自体が消えてしまうので、わざと青ペンを使って書いていた。問題集などは、まだ一切やらなかった。
私は、覚えるのがあまり好きじゃないので、清書の時に無理に覚えてしまおうとせず、英語や現代文や古文の合間に目を通すようにしていた。自分で言うのもなんだが、私はわりと完璧主義なので、現役時代は、英語なら英語が完璧に全部終わってから次の科目という感じだったが、英語の勉強に飽きたらサクナビを見るという風にすることで、良い気分転換になった。
初めのうちは、サクナビによくわからない用語が出てきたら、用語集を見てしまったり、どうしてここはこうなったのだろうと教科書を読んでみたりしていた。しかし、段々と「細かいことにこだわらないようにしよう」と良い意味で開き直り始めた。結果的にそれで良かったと思っている。土屋先生は授業中に何度も「割り切って覚えろ」と言っているでしょう。それが実践できたのです。
また、暗記をする際には先生が授業で説明した順番でするように心がけた。自分でやっていたら、頭がごちゃごちゃになってしまいそうな所もすんなり頭に入ってきた気がした。
サクナビ学習の効率性以外に感じたこと
サクナビには政策や事件の箇所に史料で出題される場合に備え、土屋先生の史料集『眠れぬ夜の土屋の日本史』やテキストの史料ページが書き込まれています。これが日本史の史料の勉強に役に立った。サクナビは効率性も高いですが、効果的に学習できるという点でも優れています。
実のところ私は現役時代は史料集など全く見ていなかったが、土屋先生の授業を受けてその都度サクナビにページ数を書いておくことで、随時史料を見る癖がついた。まとめて後で見ようなどと思わず、必ずその都度見れば理解も深まる。先生の史料集は、原文の真下に訳があるため学習しやすく、お気に入りの史料もできた(笑)
受験勉強でスランプがあったか。そのスランプをどう乗り越えていったか
私の場合、スランプはなかった。毎日の代ゼミの授業の予習復習に一生懸命でスランプを感じる暇がなかった。それに、スランプを感じるほど実力がなかったのだと思う。吸収する事が山ほどあって、「ああ、そりゃあ現役時に全落ちするわけだな。もう一回勉強をする機会を与えてもらって良かった」と感じていた。
モチベーション低下も私にはなかったが、何か目標や計画を立てていないとつまらないし、受験勉強がマンネリ化してしまうと思い、月単位・週単位・一日単位でやるべき事、できるようにする事をかわいい手帳に書いていた。その際、赤ペンで計画を書いてできたら、青ペンで二重線で消したり、他にやった事を書いていた。こういう風に小さな目標をクリアしていく事でモチベーションの低下を防げたのだと思う。
計画は、欲張らずにできそうな範囲で立てる事が大事。
日本史の成績はどう推移したか
日本史の偏差値は現役時54くらいだったが、5月の模試では66くらいになった。サクナビの効果はすぐ出た。これは無駄な事はせずサクナビだけをやろうと心がけた結果で、勉強法を間違わなければ偏差値もちゃんと上がるのだなと思った。
受験と親
両親には代ゼミの先生達の事はいつも話していた。土屋先生については、「神だよ、神!先生の言う通りにすれば受かる気がする!」と話していた。両親も「そんな良い先生がいてよかったね。頑張って!」と言ってくれていた。あまりにも私が土屋先生の事を褒め称えるため、母は先生の顔を見たがった。そこで、このサイトにある先生の動画を見せたところ、「あら、ハンサム」と言っていた。(母曰く、代ゼミで1番のイケメンは西きょうじ先生で、2番目が土屋先生・・・笑)
他の受験生の勉強法
周りの子達は一問一答をやったり、日本史の問題集だけをやったりしていた。その人達は5月になってもまだ確信のもてる日本史の勉強法を確立させていなかったのだろう。
マイブーム
マイブームは、ガムだった。動いていないくせにお菓子を食べると太るので、ガムにしていた。噛んでいると落ち着くし、脳も活性化される気がした。周りの友達もよく食べていた。