早稲田大学 合格 男子
流儀 其の四 4月編
土屋先生の日本史講座を選んだ理由
授業こそ取っていませんでしたが、学校の友人と代ゼミのチューターの方に日本史なら土屋先生を取れ!と言われ、名前だけは知っていました。
しかし、前期は予備校に通うつもりがなかったので、日本史学習を含めて後回したいして気にとめませんでしたが、後期に日本史の講座を受講する際に思い出し、土屋先生の講座を選びました。
そして、後々なぜみんなが土屋先生を推すのかがわかりました。
土屋先生の授業を受けた最初の感想。最初のころのノートまとめ奮闘記。
先にも書きましたが、1学期は日本史を受講しませんでした。そのため、早稲田に合格した方からサクナビを手に入れ、2学期の授業と同時進行で勉強しました。
4月からしっかり勉強していた受験生に後れを取っているのが分かっていたので、日本史にかける時間を多めにし、少しでも早く追いつけるように努力しました。正直、授業を受けていない分、歴史の流れをつかむのが大変で最初はなかなか成績が上がりませんでしたが、何回も繰り返し頭に叩き込むことで、最終的には縄文~江戸を得点源にすることができました。すべての人が私のようにうまくいくとは限りません。土屋先生の授業はきちんと1学期から受講した方がいいと思います。
「日本史は暗記だから人に習うまでもない」、と友人によく言われ、当初は自分でもそう思っていました。しかし、勉強を始めてみると、ただ教科書の暗記といった無味乾燥な暗記では頭に入らず、時間の浪費につながると感じあせりはじめました。やはり、ある程度は歴史の流れが分からないと、効率よく記憶することができるのだと思います。
その点、土屋先生の授業は単に「歴史の流れ」というだけではなく、受験日本史としての切り口で過去問を重視した「点の取れる日本史の理解の仕方」を、何より楽しく教えていたのが印象的でした。また、実際に過去問を見て出題される箇所をピンポイントで教えてくださるので、本番で役立つ実践力もついていったと思います。
4月までの日本史学習
もともと日本史が好きだったため、他の教科よりは得意でした。また、高校2年の時に学校の授業で江戸時代~大正時代を勉強したので、受験でも有利に立てると思い込んでいました。
さらに、友人からも「日本史は暗記科目だから後回しでいいでしょ」と言われたため、4月の時点では学校の授業すらまともに聞いていませんでした。
なにより、受験勉強に対してあまりにも無関心で、政治経済と日本史のどちらを受験科目にするか、ということで迷っているような時期でした。
このような意識だったため、正直なところ覚えようとする気も起きませんでした。
4月までの日本史の成績はどうであったか
範囲の狭い学校の定期テストはそれなりの成績を収めていましたが、初めて学校で受けたセンター模試の偏差値は39でした。
さすがに驚きましたが、どうせ最終的には間に合うだろうと思って、間違えたところの復習もしませんでした。
今考えてみると、この時期からしっかり勉強していれば、直前期にもう少し落ち着いていられたのではないかと思います。
他の受験生の勉強法
4月からコツコツと勉強していた友人の多くは、教科書の太字のところを緑のマーカーで塗りつぶし、赤フィルターを用いて地道に勉強していました。
また、学校で配布されたプリントや予備校のテキストを暗記している友人もいましたが、ただ単語を覚えているという感じで、頭に入りにくい勉強をしていたと思います。