早稲田大学 合格 男子
流儀 其の四 1,2月編
この時期、日本史学習(受験全般)で感じた不安
日本史に関しては、2月頃にはサクナビを30回は繰り返しやっていたので、どんな問題でもかかってこい状態でした。赤本を解いても、日本史は結構な点数が取れるようになっていたので、特に不安はありませんでした。
ただ、赤本を解き、3教科の合計点数で合格最低点に達していない時が何度かあったので、入試本番まで早稲田に合格できるのかなという不安はありました。
1月、2月には日本史学習はどのようなことを行なっていたか
学期の授業が終わり、前時代を学んだあとは1学期:2学期=1:2ぐらいのウェイトに変更し、1学期分は1月に全体を10回、2月にはなかなか覚えられない語句に絞ってさらに10回繰り返しました。8月に勉強を始めてから、累計30回程度繰り返したので、サクナビに書いてある語句だけでなく、歴史の流れもほぼ完璧に頭に入っており、特に苦手な分野はありませんでした。
2学期の復習は授業と並行して行っていたので、最後の授業が終わった日には2学期分の知識が少なからずありました。それを1月は何度も繰り返すことに徹し、2月は1学期分と同様、覚えられない語句に絞って覚えていきました。また、早稲田大学商学部の日本史は、明治時代の問題で正解を2つ選べて1点という鬼のような問題が毎年出題されていたので、明治時代の語句や歴史の流れを正確に掴むことを意識しながら学習しました。
この時期は冬期講習講座と2学期の学習の兼ね合いをどうするのか迷いますよね。
まず1・2学期の授業で扱ったサクナビの範囲は是が非でも覚えなくてはならないので、そちらを優先すべきだと思います。そのうえで、早大予想問題演習のような講座で、自分の知識の補強・弱点の発見に繋げるべきだと思います。
また、経済史や文化史など、テーマ史として出題する大学の対策も、冬期の講座の復習を行い完璧にしましょう。とにかく、サクナビを覚えていないと話になりません。2学期の復習メインで進めてください。
この時期のアドバイスですが、常に高い意識を保ちましょう。今覚えている語句は入試の本番でも出題される!と念じて、頭に叩き込むことで、漫然と暗記をするよりも効率よく覚えられます。また、日本史に限らず全教科に言えることなのですが、自分が受験する大学の赤本で傾向をしっかり掴んでおきましょう。どのような形式やパターンで出題されるのか把握しておくと、対策も立てやすく、どの時代を重点的に学習すべきなのかも分かります。
受験を申し込んだ大学、学部。また、日程などで気をつけたこと
早稲田大学商学部
早稲田大学社会科学部
立教大学社会学部
明治学院大学社会学部
中央大学経済学部
です。
日程は詰まりすぎず、空きすぎずを意識して、3日連続受験とか2週間間が空いてしまう、といったことがないように気をつけました。また、自分にとっての滑り止めの大学は早いうちに受けて、合格しておくと気持ちが楽になります。
試験会場に持って行ったもの。また、サクナビに書いていない語句が出てきたときに試験中どのように感じたか。また、その語句を調べて、サクナビに書き込もうとしたか
前日は受験大学の去年の赤本を解いた際に間違えた箇所を見直し、当日はサクナビをざっと見て抜け漏れがないかチェックしました。試験会場には日本史に関してはサクナビしか持っていきませんでした。
試験後は様々な予備校の解答速報を見て自己採点をしました。自分が覚えたはずの知識を忘れたり勘違いして間違えてしまった問題は、徹底的に覚えなおしましたが、全く見たことがない語句・知識は、次の受験までに覚えきれるわけがないので、ほっときました。特に早稲田大学の問題は難問が多く、試験中にも戸惑いましたが、「こんな問題はどうせみんな落とす」と前向きに考え、他の問題に全力を注ぎました。そのような難問を落としても、しっかり9割超えの点数は取れたので、一問に時間をかけすぎることがないようにしましょう。
明日、志望大学に受験に行くあなたへのメッセージ
本番では、自分が今までやってきた努力分の力しか出ません。しっかりやるべきことをコツコツやってきたのなら、自分を信じて解答を書き込むだけです。自信を持ってテストを受けてきてください。
絶対合格します!!!