慶應義塾大学 法学部合格 現役男子
流儀 其の参 5,6月編
サクナビの効率性と受験勉強への影響
サクナビの効率性に気が付いたのは、予備校で行われたセンター模試のときです。センター試験はご存じのとおり正誤問題が多いのですが、それをいままでは、やみくもに覚えた用語と年号で解いていました。当たり前ですが正答率は低く、5割程度。とくに年代順に並び替える問題は、年号を丸暗記していない事項がでるともうお手上げでした。
しかし、土屋先生のサクナビで日本史を勉強していると、きれいに時間軸でまとめられていることもあり、順番に覚えていけば自然と歴史の流れをつかむことができるのです。そのため、わざわざ年号を事件ごとに覚えることなく上記のような正誤問題は解けるようになりました。年号はそれだけを丸暗記すればいいというものではありません。(まあ上智を受けるなら必要ですが……)。
正直に言うと、この時期はまだサクナビだけで勉強していたわけではありませんでした。土屋先生には失礼かもしれませんが、サクナビの内容では語句不足かなと感じることが多々あり、用語集で付け足したり、教科書を読んでいました。ただ、今思うと漠然とした不安から中途半端に難しい語句を付け足すより、サクナビを完璧に暗記することを最優先すべきだったと思います。入試問題の7~8割はサクナビを普通にやっていれば十分に解答できてしまいます。
サクナビ学習の効率性以外に感じたこと
効率性以外に感じたことは、初めてノートを大事にしようという思いが芽生えたことですかね(笑)手間暇かけて作成するので愛着がわくんです。原本のコピーとって、切って、貼って、書き写して、暗記して、また別のとこコピーして・・・ってことを繰り返してましたから。自分の成績を上げてくれるであろうツールは大事にしましょうね。
さて、サクナビの勉強法について書きます。僕がやっていた方法は地道ですが、一番確実に覚えられると思います。まず、録音した講義を復習も兼ねて1,5~2,0倍速でサクナビを見ながら聞きます。次に、さきほど聞いた講義を思い出しながらサクナビを5回ほど熟読し、白紙の紙を用意してサクナビを見ながらうつします。実際に書いてみることは重要です。
そしてもう一度講義を聞き、そのあとに今度は何も見ないで白紙の上にサクナビを再現させます。これで覚えられるはずです。インプットとアウトプットを交互に繰り返していますからね。
受験勉強でのスランプ
日本史に関しては、スランプはありませんでした。というかこの時期では暗記科目でスランプがあること自体がおかしいと思います。現在スランプ中のみなさんは、おそらく基礎事項が抜けていると思われます。模試で覚えているとこ(得意な内容)がでれば、いい得点をとり、覚えていないとこがでるとそれが悪くなる。でもたまにいい点をとれるので、自分が覚えていない場所があることの危険性に気がつかないでそのまま放置。ほとんどの人がこのパターンではないでしょうか。
日本史の成績の推移
65→70になり、そのあとは安定してました。ああ、もう日本史に関しては、この勉強方法をつづければいいんだなと、ほっとしました。
周りの受験生はどのような勉強をやっていたか
他予備校に通う友達は、日本史のテキストを2冊必死に覚えようとしてました。それはいいのですが、そのテキストの語句が意味もなく詳細で、それを語句レベルの高さと勘違いしているようでした。ステドゴンゾウなど聞いたこともないようなものを頑張って暗記してましたよ。絶対でないのに(笑)
受験と親
とくに話したことはなかったですね。大手予備校には信頼をおいてるみたいでしたし。
マイブーム
夜飯のお供にブタめん!そして勉強後のコーラ!最高です。