上智大学 社会学部 合格 男子
流儀 其の参 5,6月編
サクナビの効率性と受験勉強への影響
サクナビを復習するときはサクナビを見ずにサクナビの内容を思い出したり、ノートに実際書き出してみたりすると意外に覚えていなかった語句や細かい部分まで確認することができるのがかなりよかったです。
これはぼくのイメージでが、サクナビは内容を覚えるというよりは視覚的にサクナビ1ページをインプットするようなものだと感じてました。なのでサクナビの見開きをそのまま記憶するようにするとさらに勉強の効率が上がるのではないでしょうか。
それとこの時期は"夏を制する者は受験を制する"といわれる夏を意識し始めていた時期だったので、とにかく夏までに日本史の勉強で遅れをとらないようにしっかり復習していました。次の土屋先生の授業までにとにかく先週の授業分の範囲の復習だけは終わらせるようにしていました。私の場合、他の教科との兼ね合いで日本史の教科書を読んだり用語集で事細かく語句を確認する余裕がありませんでした。でも逆にそういうものに手を出さなかったというか、出せなかったことがサクナビだけに集中できて効率よく勉強できたのだと思います。日本史の他に弱点科目があって、かなりの時間を費やして勉強していたので、サクナビで日本史の勉強が効率よく勉強できたのはかなり大きかったです。
あと、サクナビは拡大コピーしてファイリングするのはかなりおすすめです。
サクナビ学習の効率性以外に感じたこと
サクナビ完成度=日本史の学習の完成度と言えるのでサクナビは良い学習の指針となってくれました。この時期には覚える量が増えてくるので、徐々に日本史の学習で遅れがでてきます。ツラいと感じることもあるかもしれませんが、一生懸命ついていくことを強く勧めます。ここが一番最初の踏ん張りどころと言えると思います。サクナビは1ページにその時代の覚える量がはっきりとわかるので1回1回の勉強でゴールが見えるのでいいと感じました。とにかく覚える量が増えてくるころなので大変でしたが必死についていって模試の成績を下げないようにもしてました。
受験勉強でスランプがあったか。そのスランプをどう乗り越えていったか
この時期にスランプというのはなかったのですが、疲れがたまったり、どうしてもやる気が上がらないときは第一志望の大学にこっそり侵入したりしてモチベーションを上げてました。やはり毎日が勉強漬けだと「自分がなにをしたいのか」をたまに見失うことがあるので、そういう時は「自分が大学に行って何をしたいのか」ということをもう一度思い返すといいと思います。自分の大学でやりたいことへの思いが大きければ大きいほどその分勉強にも打ち込めると思います。ただなんとなく大学を受験していた友人がいましたが夏前のこの時期に潰れたり、志望校がコロコロ変わったり、自分がやりたい系統までも変わってしまう友人すらいました。こういう事態は避けましょう。
日本史の成績はどう推移したか
ぼくは夏前から受験を強く意識して勉強しはじめたので、覚えるのがしんどくなってくる夏あたりの模試でもいい成績を残せてました。
受験と親
親にはたまに勉強はどうか聞かれることがあり、親は心配するものでしょうから、自分がしてる勉強をできるだけありのまま話してました。親の心配のしすぎは逆に自分の勉強に負担がかかってしまうのはわかってましたから、できるだけ心配させないようにしてました。しかし朝から晩まで勉強していたのを親も知っていたので僕の場合はあまり心配されてなかったみたいです。受験に家族の協力は必要不可欠なのであまり家族とはギクシャクしないようにした方がいいと思います。
他の受験生の勉強法
ぼくは土屋先生を選んで、とことんついていきましたが、他にも日本史の先生はいて、他の先生の授業を受けて、サクナビ以外の他の勉強法をしている人はもちろんいるわけですが、土屋先生のサクナビがあるにもかかわらずサクナビの他に、他の人に教えてもらった勉強法や他の先生の教材にも手を出そうとする人がいましたが、結局サクナビとどっちつかずになって失敗してました。
マイブーム
夏前から無性にコーラが飲みたくなって毎日のように飲んでいましたが、痩せていた体系だったのにこれがきっかけでかなり悲惨なことになってしまいました(笑)毎週月曜に週刊少年ジャンプを読むこともちょっとした楽しみでした。いま思うと息抜きもちょこちょこしていましたね。
「焦らず息抜きしすぎずマイペースに」がこの時期のテーマなのではないでしょうか。