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中央大学 文学部合格 現役女子
流儀 其の弐 5,6月編

サクナビの効率性と受験勉強への影響

みなさん、文化史や史料はどのように、またどのタイミングで勉強しますか?通史が終わったあとまとめて・・・と思っている人も多いと思います。また、「いや!そんなため込むようなことはしない!」と思っている人もいるかもしれませんね。けれど実際、自分の力で文化史や史料の学習をしようとするのは大変ですし、なにより”終わらない”という受験生にとって最大のリスクを負う可能性があります。

土屋先生の授業では、通史に加え文化史や史料も必ず授業中にふれます。わたしたち、特に高校生はまだまだ受験日本史の素人です。素人目では結局、情報の取捨選択を誤ります。たとえば文化史で仏像を学習するときです。資料集に並べられた写真は全て覚えなければならないのでは?と思いますよね。けれど、ふたをあけてみれば今まで入試で一回も聞かれたことがない仏像の写真がある、なんてこともあります。土屋先生は過去にどの大学で何回出題されたのか、というデータを把握していらっしゃいます。そして、断言してくださいます。史料ひとつとっても、記述が求められるのか、語句の意味が問われるのか、ごまかすことなく教えてくださいます。実際に入試に必要な部分を出題形式も含め教えてくださる先生はそういらっしゃらないと思います。サクナビと”日本史の神”が断言する取捨選択を信じる事が、私が効率よく日本史を学習出来た理由です。

サクナビ学習の効率性以外に感じたこと

サクナビ学習をするとき、たとえページを横断しても関連事項はまっすぐな矢印でつなぎます。最初は「見栄えがすっきりしないなぁ。ここが関連事項って覚えておけば良くない?」と思っていました。けれど土屋先生の授業は、復習時に一人きりでも先生の授業を再現出来るほどになれば最大限の効果を発揮すると私は考えています。土屋先生の授業はサクナビの内容や構成だけでなく、口頭説明の進め方、順序なども本当によく計算されています。正確に再現するために、そして点を取るために、「~で良くない?」「めんどくさいし」は口にしないでください。

日本史を学習をするうえで、さまざまな争いごとや、関係人物を覚えることは必須ですよね?これが嫌でたまらなくて結局途中で投げ出し、成績がふるわず苦手に・・・なんて人もいるでしょう。サクナビ内の配置は一貫して、”勝者は左側””必ず東西南北を合わせる”(←詳細は実際の授業をご覧ください・・・笑)といったルールが決してぶれません。また、見開きで完結しています。サクナビの字をひとつずつ追ってインプットするということも大切ですが、少し気分がのらないときは、眺めてだいたいの語句の配置を認識することも大きな勉強になります。そうすることで、もし解答するときに知識があいまいでも「あっ、この人名はあの人名より左側にあったから勝者だな」というように導くことも出来ます。(もちろん、いつまでもぼんやりとしたイメージで解き続ける・・・というのは危険です笑)
たとえ気分がのらないときの”眺める勉強”も非常に効果的な学びにさせてくれるものは、サクナビしかないです。

受験勉強でスランプがあったか。そのスランプをどう乗り越えていったか

とくにスランプはありませんでした。まだまだ普通くらいの成績で、あがる途中段階だったからです。

日本史の成績はどう推移したか

「まだ反映されないのだろう」と思っていました。数字自体は普通くらいでしたが、「きちんと講座は受けているんだし、今はあせらないでガマンしよう」と思いました。

まわりの受験生は何をやっていたか

山川の用語集、各種一問一答、あとは学校で配布された年号がただ並べられたプリントをこなす人が多かったと思います。わたしのイメージかもしれませんが、文化史と史料を勉強をしている人は見かけませんでした。もちろん、土屋先生の授業では一学期でもがんがん勉強します。

受験と親

私からよく勉強面も含めて一日の出来事を話していたからか、良くも悪くも、私の両親は勉強全般について一切口を出しませんでした。
けれど、直前期になると「やりなさいよー」など軽く言われるようになりました。心配な気持は重々承知していますが、やはり私の気持ち的には「わかってるよ」などと言いたくなってしまうので、受験生のご両親には出来ればいつもどおり、そしてそっと見守っていただきと思います。

マイブーム

マイブーム・・・とまでいえるかは分かりませんが、この時期初めて継続的に栄養ドリンクを飲んでみてたような気がします。「たぶん受験直前期は飲みたくなるのが心理だろうなぁ」と思ったので、試してみました(笑)
高校の担任の先生に、「受験のとき体調を万全にしておくためにもインフルエンザの注射、薬といった類のものは事前に試してみておけ」と言われてたからだと思います。
あと、わたしは休日は放っておけばずっと寝てるような人で、分かっているけど起きられない・・・そして自己嫌悪・・・を繰り返していました。そんな私の好きな食べ物は、赤いきつねうどんです。だから日曜の朝はそのうどんを食べることを楽しみにしよう!と決意しました。不思議なことに、私はそのうどんに釣られました。(笑)個人差はあると思いますが参考になれば幸いです。(笑)


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