早稲田大学 人間科学学部合格 男子
流儀 其の十八 9,10月編
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夏に日本史を学習した反動やその克服法
9月、10月あたりは浪人生活自体に嫌気がさしてきました。どこの大学でもいいから早く受験を辞めたい気持ちに何度もなりました。やらなきゃと思っていてもついついテレビを見てしまったり、寝坊も多くなったりと怠惰な生活が多くなってきた時期でした。
特にこれといったきっかけはないのですが、これじゃあいけないと思い、部屋を掃除してやる気を出し、これだけやったら早慶に受かるだろうというような一周間の計画を立てました。これによって無理やりやる気を出し勉強しピンチを乗り切りました。ただ、後で聞いたのですが、あまり詰めすぎるとショートするらしいので、適度に休みもとることも必要だと思います。
1学期までの復習は終わっていたか
二学期も一学期と同様に勉強していました。ただ、一学期や夏季の復習もやらなければいけないので、一学期ほど勉強時間が取れなかったです。なので夏季講習の時に「日本史の戦場 戦後史の攻略」の講座を受講し、戦後史をひととおりやっとけば、結構時間的に余裕が持てたのになあと今では思います。とにかく夏季に頑張っておくと後々すごく気持ち的に楽になると思います。
一学期までの復習は一周は終わって、二周目の最初あたりにさしかかっていたと思います。夏季講習の復習は二学期の最初に終わったのを覚えています。土屋先生の二学期の最初の授業が夏季講習の最後の授業とかぶっていたので、命拾いしました。しかし、これは土屋先生の計算で、受験生の学習状況を踏まえてあえて行なっているようです。しかし、夏季講習を受ける人はA週など出来るだけ早く土屋先生の講座を取って早めに復習を終わらせておいてください。そうすれば、さらに知識は定着します。
夏期講習の復習と問題演習の是非
毎週日曜日だけ過去問演習をしていました。最初はセンターの過去問から初めて徐々に大学のレベルを上げていくという方針を取りました。サクナビ学習するたびに日本史の実力が上がっていくので、毎週自分の成長を数字で確認するのがとても楽しみでした。
2学期の学習と1学期の学習の兼ね合い
当然ですが、復習が十分ではない2学期のサクナビにウェイトを置いていました。2学期の学習は毎日やり、1学期の復習は電車の中と、土日に徐々に進めていきました。
近現代の学習について
近代軽工業の推移らへん(いつ綿糸の生産量が綿糸の輸入量を上回ったのかなど)のところがめちゃめちゃ覚えずらかったのを覚えています。そこも、得意の繰り返し作業で克服しました。自分の部屋のドアの前にその部分のコピーしたプリントを張って、毎回部屋に入るにはプリントの内容を心の中で音読してからでないと入れないというルールを作りました。1週間ぐらいで覚えられましたよ。
この時期にサクナビ学習で役立ったこと
暗記のコツは繰り返すことだということがつくづくわかりました。繰り返した分だけ記憶に定着し頭に残ります。夏季講習の時に土屋先生が「近世儒学の系図の部分を毎日書いて覚えろ」と、おっしゃってたので、繰り返し書いていたら文化史の中では近世の儒学の部分が一番得意な分野になっていました。実際に他大学の試験でも出題されましたので試験中は自信をもってのぞめました。同様に英単語や古文単語も何週もして覚えていきました。
模試の成績
模試の成績はいつも通り安定していました。まだ授業でやっていない時代の成績はあまり気にせず、いままでにやった時代の穴を見つけるために模試を活用していました。
他の受験生のこの時期の文化史の学習
自分が現役の時は、夏季の文化史の復習が終わらずのまま二学期に移ってしまい、いつかやらなきゃ、やらなきゃと思っていたのですが、時間が経つにつれて授業でやった内容も忘れてしまい面倒くさくなってずっとほっといてしまいました。結果、直前期に教科書を流し読みしただけの浅い知識で受験を迎えてしまい失敗しました。文化史は絶対に後回しにしてはいけません。
他の受験生は日本史学習をどのように進めていたか
自分が現役の時は板書を写してひたすらノートを覚え、ひたすら一問一答をやっていました。
センター試験を受験するつもりであったか
センター試験は受験するつもりでした。センター利用で滑り止めの大学をとっておこうと考えていました。センターの仕組みについてはよく代ゼミの担任の先生やチューターがクラスで話してくださったので知っていました。
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