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早稲田大学 教育学部合格 女子
流儀 其の十六 4月編

土屋先生の日本史講座を選んだ理由

私の兄が浪人時に代ゼミに通っており、代ゼミの授業はとても楽しかったと話していました。そのため、以前から代ゼミに好感を抱いていました。加えて、通学の面から見ても都合が良かったので代ゼミを選びました。

土屋先生の授業を選択した理由は、私には他の先生の授業の進め方が合わなかったからです。つまり消去法です。土屋先生の体験授業を受ける余裕もなかったため、結局先生の授業について何も知らずに受講することになりました。

しかし授業開始日が近づくにつれ不安になり、土屋先生のことをいろいろと調べてみると、とても評判の良い先生だということが分かりました。でも評判の良い講師がイコール私に合うというわけでもないし…と、結局不安はぬぐい切れずに授業の初回を迎えたことを覚えています。

土屋先生の授業を受けた最初の感想。最初のころのノートまとめ奮闘記。

「簡潔な授業だな」という印象を受けました。ポイントを押さえていてテンポよく進む。生徒を過剰に脅すこともしない、しかし甘やかすわけではない。そして小ネタや下ネタを挟んで、生徒を決してガス欠にさせない。これらのネタは授業時間を大きく費やすような雑談ではありません、語句を呼び起こす大切なきっかけになります。その多くは人には言えませんが(笑)

最初の授業で 私は本当に土屋先生を選んでよかったと思いました。授業はあっという間に90分に達しました。初回にして「この先生について行けば大丈夫なんじゃないか」と、ぼんやりと思いました(これは後に確信に変わります)。

しかし、授業を聞くだけで力がつくわけではありません。復習が肝心です。 私は最初の頃はノートまとめに対して全く型ができておらず、時間を浪費してしまいました。私の場合は授業での書き込みをテキストに直接していました。授業はスピードが速いので、板書や印をつける際にどうしても雑になってしまいます。そのため清書をしていたのですが、この清書の方法を確立するのに時間がかかりました。

当初は書き込みを加えたテキストをコピーしノートに貼り、授業でチェックした語句を修正液で消し、赤で書き直すといった作業を続けていました。文章にするとそこまで面倒に感じないかもしれません。しかし実際はかなり面倒臭いです。修正液が生乾きだったときのうんざり感。うんざりしたくないので、復習すべきサクナビがだんだんと溜まっていきました。4月の頃の私は、授業を受けっぱなしでした。

4月までの日本史学習

日本史は苦手科目でした。日本史に費やす時間が圧倒的に少なく、十分な学習を行えていなかった点にも問題があると思います。しかし、一番の問題点は、日本史の勉強の仕方を分かっていなかった点にあると考えられます。
現役当時、私は一問一答集を購入し「とにかく隅から隅まで覚えればいいや」と思っていました。単純な問題ならそれで得点できるかもしれませんが、ちょっとひねられると太刀打ちできません。史料問題や正誤問題も解けません。つまりセンター試験で得点できません。大体、一問一答集なんて面白くないし、語句同士の関連性も見えないので、結局、隅から隅までなんて覚えられませんでした。無理です。 そうした苦い経験から私は日本史の学習法を学ぶためにも、代ゼミでは必ず日本史の授業を取ろうと思っていました。

春休みは日本史の勉強をしませんでした。自分ひとりで下手なことをして変な学習方法が身につくくらいなら、何もしない方がマシかなと思ったからです。 それだけ日本史学習にコンプレックスを持っていたのです。

4月までの日本史の成績はどうであったか

現役時の日本史の模試の偏差値は50~54でした。センター試験は62点でした。受験生の平均でした。ただ、明確な根拠を持って解答できる問題は少なく、今思えば偶然に「当たった」問題が多かったかも知れません。

他の受験生の勉強法

 友達の学習法は気にしていなかったので分かりません。他の人の話を聞いて自分のペースが乱れるのが嫌だったので、勉強の話はあまり突っ込んでしないようにしていました。


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