新・日本史教材

【キュービックアシスト】

大学受験の日本史学習において、どれだけの語句量を教えるのかを予備校講師が競う時代なんてとっくの昔終わっています。現在は入試に必要な用語を多くの受験生にいかに短期間で効率よく覚えさせるかという方法論が競われている時代なのです。「何をどこまで教えるか」ということはもはや結論がでています。レジュメや板書やノート作り。だからこそ「どう覚えさせるか」に踏み込んだ講義や学習指導がなされなければ受験生やその親に対して十分な教育サービスがなされているとは言えません。

さて、これまで受験生は暗記科目である日本史をどのように学習してきたでしょうか。

教科書を熟読して、関連性に乏しい語句を苦労して暗記し、覚えた語句がどのように出題されるのかは問題集を何冊もやって体得する。またそれらに莫大な時間をかけながらもなおすべての時代や正誤、史料問題といった形式対策まで手が回らずに、日本史だけではなく他教科の学習にまで支障を生じさせて受験に失敗。そうした受験生を私は多くみてきました。

効果的な学習を効率よく行うためには、試験でどの語句がどのように問われるか、また語句どうしの関連性、時代とのつながりを知る必要があります。またそれらが確実に受験生の頭の中で再現可能となっていなければなりません。しかし、この再現性の実現には暗記の得手、不得手による個人差があり思うように成果があがらない人がいます。また、さらに暗記効率を上げたい人もでてくるでしょう。これらに着目して制作したものが日本史学習教材です。私の授業で用いる日本史情報整理ノート(サクナビと呼んでいます)にはすでに入試に必要な知識が授業を通じてまとめられています。それらの再現性を個人差を埋めつつ担保するには、情報整理ノートに沿った、一定のカテゴリにまとめられた問題を音声によって集中学習させる方法が最も効果的なのです。私の制作した日本史学習教材【キュービックアシスト】ではサクナビの再現性に優れるだけではなく、知識の立体化を手助けする機器なのです。学習を支える(サポート)するのではなく、手助け(アシスト)する。これが新・日本史学習教材【キュービックアシスト】なのです。この機器により常に最良のポイントでサクナビの学習ができるようになります。

私はすでに10年前に現役高校生に対してその効果について検証を行っています。私が作成した時代別の情報整理プリント(サクナビ)に合わせ、授業で説明した順に一問一答とした音声を吹き込んだカセットテープを学生に配布したのです。5年ほど行いサンプルを5000人程度とりました。その結果、カセットテープで日本史を学習した学生の多くに学習効果が認められたのです。しかも、大変興味深かったのは、暗記学習における個人差によって学習が困難な生徒だけではなく、慶応大学など偏差値が高い大学を目指す受験生がより日本史学習の効率化をめざしてこの方法で学習を行っていたのです。私はこの学習方法なら受験する大学を問わず効率よく、学生の学習状況に応じて日本史学習を進めさせていくことができると確信しました。その効果はパソコンサイトの無料試聴版で実感していただけます。

その後、レジュメである情報整理プリント(私の授業ではサクナビといいます)に改良を加え、音声収録による問題もより大学入試問題に近いものとするだけではなく、受験生が飽きないような工夫を凝らし、カセットテープからMD、そして日本史学習CD『眠れぬ夜の土屋の日本史』の発売となったのです。

日本史学習CDが発売された後も私は常にCD購入者からの意見に耳を傾けていました。そして今回、携帯性、速習性、個人の学習融通性などを考慮しデジタルプレーヤーでの提供となりました。値段も前時代を網羅しながら、1万6千円(送料、代引き手数料含む)予備校の1講座の講習費用よりも安い価格を実現しています。

是非、購入を検討下さい。