2021年から始まった共通テストは、受験生の思考力や判断力をはかる試験として大変注目されました。コロナ禍ということも配慮されたこともあり、思ったほどの大きな変更がなかったとの意見が多く見受けられますが、私はそうは考えてはいません。
今回の問題を見る限り、今後採用する史料の読み取りの難易度を上げていくことや、単一の思考にとらわれない問題を出題することが可能となります。つまり、出題側の「さじ加減」でいくらでも難易度を上げていくことができるのです。
2021年の共通テスト日本史の平均点は日本史Bで64点でした。大学入試センタ側は共通テスト日本史の平均点は50点が望ましいと言っていますので、今後は難易度の上昇が予想されます。
学校法人代々木ゼミナールでは3月1日より、「これで差がつく共通テスト攻略ポイント」を各教科無料で配信しています。日本史Bでは共通テストの出題傾向やこれまでの試験との相違点などを示した上で、どのような日本史学習を行えばよいかを具体的に解説しています。
近年、SNSなどでも共通テスト対策などが行われているようですが、是非映像授業を見比べて下さい。私が講義でおこなっている出題・傾向分析、出題事例とその解説、今後の対策と学習法の指導の具体性かつ明確な優位性をご納得いただけると思います。
無料でいいものを探すことは決して悪いことではありません。しかし、そのためにいたずらにあなたの限りある時間を浪費することは金銭以上の損失があることも忘れてはいけません。無料でこれほどのコンテンツならお金を払ったら自分の成績はどうなるだろうと想像して下さい。私は、私が関わる全ての映像教材の制作を1ミリたりとも妥協せずにおこなっています。
4月1日からは新しい入試の要シリーズで「日本史の謎を教科書で解いてみた」がリリースされます。これは、教科書の読み取り方をマスターすると教科書を参考書のように使えてしまうという講座です。これを見ると、中途半端な指導者がつくるプリントが今後の入試にいかに役に立たないかが分かります。逆に言えば、教科書の読み取り方をこれほどまでに具体的に教えることができる人間が作るプリント(サクナビクス)にどれだけの優位性があるかということが認識できます。
これで差がつく共通テスト攻略ポイント日本史Bは、学校法人代々木ゼミナール各校舎及びサテライン提携校、モバサテで視聴することができます。この機会に是非ご視聴下さい。
日本史講師 土屋文明